先祖や亡くなった人達が成仏してくれるようにと供養を営むこと。及びその期間。梵語(サンスクリット語)ウランバナの音写語の盂蘭盆会の略語。
ウランバナとは倒懸(とうけん)、つまり逆さ吊りにされる苦しみという意味で、生前の悪行により地獄道や餓鬼道に落ちそのような苦しみにある者を救うため、功徳を積む供養を盂蘭盆会(お盆)という。
釈迦の十大弟子の一人目連は神通力を持っていた。ある日神通力で亡き母を六道中捜し回ったところ、餓鬼道で餓鬼となって苦しんでいる母を発見した。釈迦に相談すると、雨安居(うあんご)が終わる日(7月15日)、十万の衆僧に百味の飲食を供養せよと述べられた。目連はそれを行ない、そして衆僧らも施主目連のために成仏を祈願したところ、目連の母は衆僧の神力により餓鬼道の苦悩から解放されたとされる。これがお盆の起源となった。