片端。体の一部が欠落するなど、完全でないところがあること。あるいは、そのような人のこと。身体障礙者(身体障害者)。
「かたわ」は差別だとして、現在では「身体障礙者」などと呼ばれる。
しかしながら「障礙」などの直接的な表現ではなく、何のことだか分からないような表現をするところに、日本人の言語的な感性があった。「かたわ」という曖昧な表現は、直接的な「障礙者」などより、遙かに気を遣った言葉だと取ることもできるのである。
そのほか、「片手落ち」という表現があるが、これは本来「不公平」という意味であって、身体欠落を意味するものではない。しかし、これも差別だとし、同様にして排斥する動きがある。言葉狩りも、過ぎればそれ自体が差別である。