アーリーアダプタ

読み:アーリーアダプタ
外語:early adaptor
品詞:名詞

新商品やサービス、新しい技術、新しいスタイルなどの新機軸(イノベーション)が登場した時に、速い段階でそれを採用、受容、購入する層のこと。

米国の社会学者Everett M. Rogers(エベレット・M・ロジャーズ)により提唱された語で、著書「イノベーション普及学外部リンク」(Diffusion of Innovations)に書かれた。

ちなみにこの本の邦訳版は既に絶版であり、プレミアが付いている。

ロジャーズの普及モデルによると、採用時期に応じて採用者を5つのカテゴリに分類される。

  1. イノベータ (革新的採用者)
  2. アーリーアダプタ (初期採用者)
  3. アーリーマジョリティ (初期多数採用者)
  4. レイトマジョリティ (後期多数採用者)
  5. ラガード (採用遅滞者)

アーリーアダプタは、二番目である。

ロジャーズの普及モデルにおいて、最も重要とされるのが、この二番目であるアーリーアダプタである。

確かに、真っ先に新機軸に飛びつくのは一番目であるイノベータであるが、彼らは「新しければ何でも良い」といった気風があり、社会の一般的な感性からは懸け離れている。そしてその絶対的な人数も多くはない。ゆえに、全体に占める影響力は少ない。

その一方、アーリーアダプタとされる層は、社会全体の感性に近く、新機軸が社会の価値観に合うかどうか、その判断に大きな役割を果たす。

そして、新機軸はイノベータとアーリーアダプタを合わせた層に普及した段階、普及率にして16%を超えた段階で、一気に花開き、普及・拡大を開始するのである。