ブルグント族

読み:ブルグントぞく
外語:Burgund 英語
品詞:名詞

ゲルマン民族のうち、ポメラニア東部・バルティック海沿岸を原住地とする東ゲルマンの一派。

4世紀半ばにライン川中流のヴォルムス地域に進出、ローマと同盟を結び,グンダハル王のもとでブルグント王国を建設するが、436年にフン族と戦い敗れ滅亡した。敍事詩 "ニーベルンゲンの歌" はこの史実を素材としている。その孫グンドベッヒは残った部族民と443年にサヴォーイア地方に王国を再建した。510年には西ゴートからローヌ東岸のプロヴァンス地方を奪い、ブルグント法典を編纂するなど最盛期を迎えるが、フランク王国の圧迫を受け、東ゴート王国と結んで抵抗するも、結局敗れ534年にフランク王国に滅ぼされた。

関連する用語
ゲルマン民族
フン族
東ゴート族

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