釈迦の入滅後、仏教は保守派と新興の革新派に分裂した。うち保守側が上座部仏教である。革新側の大乗仏教からは小乗仏教と蔑称される。
釈迦の本来の思想を重視するとし、釈迦がいうように、苦しみの原因は執着する心であって、それさえ断ち切れれば苦しみから逃れることができるとする。その方法は一つ、出家して僧侶となり修行し悟りを開くことである。つまり釈迦と同じようなことをするのが救いの道であるとする。
よって上座部仏教からみて、大乗仏教は偽の信仰であり仏教に非ず、ということになる。
上座部仏教では仏は釈迦のみであり、修行僧が達せられるのは阿羅漢までだとされる。