五種法師

読み:ごしゅ・ほっし
品詞:名詞

5種類の法師。妙法蓮華経 第四巻の法師功徳品第十九で説かれる、5種類の修行法のこと、およびその修行をする人のこと。

目次

五種法師は、受持解説書写、とされる。

受持(じゅじ)とは教法を受け持つこと。

読(どく)とは読経すること、つまり経文を見ながら読むこと。

誦(じゅ)は経文を暗誦すること。

解説(げせつ)は仏法を他の人に説き伝えること。

書写(しょしゃ)は写経すること、つまり経文を書き写すこと。

法師功徳品第十九には、次のように説かれている。

訓読

是の法華経を受持し、若しは讀み、若しは誦し、若しは解説し、若しは書寫せん。是の人は當に八百の眼の功徳・千二百の耳の功徳・八百の鼻の功徳・千二百の舌の功徳・八百の身の功徳・千二百の意の功徳を得べし。是の功徳を以て六根を荘厳して皆清浄ならしめん。

真読

受持是法華経。若讀若誦若解説若書寫。是人当得八百眼功徳。千二百耳功徳。八百鼻功徳。千二百舌功徳。八百身功徳。千二百意功徳。以是功徳荘厳六根皆令清浄。

用語の所属
仏教
該当する用語
仏法
修行
受持


解説
書写
関連する用語
妙法蓮華経

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