これは古事記による名で、日本書紀では伊弉諾神または伊弉諾尊と書かれる。以下、イザナギと記す。
イザナギは愛妻の死を大変に悲しみ、捕らえた火神を切り捨てた後、黄泉の国までわざわざ伊邪那美命を迎えに行くが、連れ帰ることは叶わず、この時に勃発した夫婦喧嘩が原因となり遂に離婚することになってしまった。
激しい離婚劇の後、黄泉の国から命からがら生還を果たした後、筑紫の日向の橘の小門の阿波岐原において身を清めるために禊ぎ(みそぎ)をする。この時に、左目を洗った時に天照大神(アマテラスオオミカミ)、右目を洗った時に月読命(ツクヨミノミコト)、鼻を洗った時に須佐之男命(スサノオノミコト)が生まれた。これは神話の黄泉の国の物語によって語られている。
イザナギとイザナミの営みにより、多くの神々を生んだ。また、この子らが夫婦となり更に子を生んでいる。また、夫婦の営みによる神は火之加具土神までで、以降はイザナギが単独で生んでいる。
イザナギとイザナミから見て、孫や曾孫にあたる直接の子でないものは、頭に※を付けた。また神名は古事記の表記を優先した。
ここまではイザナミと共に生んだ神。以降はイザナミ亡き後に生まれた神。
以降はイザナギが筑紫の日向の橘の小門の阿波岐原で
十五社神社の御祭神の一柱。そのほか、全国各地で広く祀られている。