宗教法人創価学会。日蓮正宗系で、いわゆる日蓮系教団の一つである新興宗教教団。1930(昭和5)年設立。現在の代表は、3代目会長であり現名誉会長の池田大作と、6代目会長の原田稔。
かつて日蓮正宗の一派だったが、破門された。従って、当然のように日蓮正宗とは仲が悪い。
また同じく日蓮正宗系の団体だった顕正会(こちらも同様に日蓮正宗より破門された)と度々対立することで有名。
公称で、創価学会の世帯数は821万世帯、会員数は1000万人以上だとされている。
これが正しいとすると理論上、国民の十数人に1人は学会員ということになる。しかし実際の会員数は400万人程度と見られている。
他の日蓮系教団と大きく違うのは、布教活動の激しさ(これを仏教用語で折伏という)がある。折伏がしつこく、非常に強引な方法で勧誘しようとするのが特徴。
芸能界にも創価学会員がかなり多くいるが、創価タレント久本雅美の積極的な折伏も知られ、例えばタレント伊集院光にしつこく入信を迫り彼をノイローゼにした、などの話が伝わっている。ちなみに伊集院光は今も無宗教、自称「宗教入らない教信者」とのことである。
仏教は本来は開祖である釈迦を大切にし、後は幾つかの仏を仏壇に仏像として納め大切にするものである。
しかし創価学会ではのみならず、歴代の会長に対する絶対的な尊敬を要求することも特徴である。
公明党と強い結びつきがあり、大きな政治的発言力を有する点も、他の教団との大きな違いである。
関連に聖教新聞社があり、機関紙「聖教新聞」を発行、資金源の一つとしている。同新聞社は自社の印刷所を持たないことから、毎日新聞など全国の新聞社系印刷所へ印刷を委託している。
ちなみに、創価の経済力があれば自社の印刷所を持つことなど容易なことである。しかしそれを敢えてせず新聞社に委託するのは、その新聞に創価批判報道をさせないためのマスコミ対策だと考えられている。
元々、創価学会というのは宗教団体ではなく、日蓮正宗の信徒が作った信徒団体だった。一信徒団体であったが、宗教法人格を取得。
しかし後、日蓮正宗と対立し指南に背いたため、1991(平成3)年に創価学会およびSGIは日蓮正宗より講中解散の処分に付された。つまり日蓮正宗の信徒団体ではないとして絶縁された。
フランスでは、創価学会(SGI)は「セクト(カルト)教団である」とされた。対して創価学会は、フランスは創価学会の素晴らしさが理解できていない、という判断をしているようだ。
ちなみにこのフランスのカルト指定
によると、日本に関連する宗教では他にも、統一協会、幸福の科学、崇教真光、霊友会などが含まれている。
基本的には大乗仏教、日本の伝統的な日蓮宗系宗教である。
創価学会会則では教義は、
第2条 この会は、日蓮大聖人を末法の御本仏と仰ぎ、一閻浮提総与・三大秘法の大御本尊を信受し、日蓮大聖人の御書を根本として、日蓮大聖人の御遺命たる一閻浮提広宣流布を実現することを大願とする。
としている。
他の日蓮正宗系教団と違うのは、日本の伝統である天皇ならびに神道を軽視し、関連して神社の鳥居をくぐることを良しとしない点にある。
また日蓮の言葉に三大秘宝があり、その中にいわゆる「国立戒壇」である「国主此の法を立てらるれば、富士山に本門寺の戒壇を建立せらるべきなり。時を待つべきのみ。」云々、というものがあり、この中の「国主」の扱いも、教団ごとに差がある。
日蓮正宗は国主が誰かを明言しておらず、また今は国立戒壇という用語自体を使用していない。
創価学会の場合は、山崎正友著「池田大作日本経済乗っ取りの野望(四)
」によると、絶頂期(昭和四十三年代)「広宣流布したとき首相になり国主になる」と公言したとされている。教団・創価学会としての公式な見解は未発表のため不明だが、池田大作が国主であると考えている可能性は高いと思われる。