占い

読み:うらない
品詞:名詞

過去、現在、未来における事物に対して、一定の兆しを基に推測すること。その兆しには占う対象との間に何等かの超自然的な作用が働いていると考えられ、象徴としての意味を持っている。占いはその象徴について解釈を深める事によって目的を果たされる。

占いは個人的集団的利害の助言のために用いられるのが一般的だが、近代までは裁判の方法として行なわれることも少なくなかった。

また占いには様々な方法が存在するが、大別して自然の事象を用いる方法、生理現象を用いる方法、道具などを用いる方法の三種に分ける事ができる。

自然事象は、自然の世界に起こる事象を用いて占う方法。代表的なものとして天体の運行を見る星占いや、動物の行動や状態、或いは手相や人相を見る占いなどが挙げられる。

生理現象は、人間の生理現象、主に夢や幻覚、健康状態などを見て占う方法。またそこから発展した生年月日や血液型などによる占いが、現在では一般的に広く行なわれている。

道具は、何らかの人為的作業によって使用する道具などに現われた事象を見て占う方法。タロットや易や水晶などが一般的だが、文字や数字などを見て直接道具を使わない方法なども挙げられる。またこの場合さらに流儀を分ける事ができる。忠実にその道具に現われた兆候に基づいて解釈する方法と、道具は単なる媒体でありそれによって得られた直感に基づく方法との、二つである。

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