読み:としょかん
品詞:慣用単漢字

図書館を一文字で表わした文字。国字とされている。

目次

漢字

u5715

  • 部首: 囗 + 10画
  • 総画: 13画
  • 解字: ⿴囗書

意義

図書館。

大漢和辞典

大漢和辞典には、次のように書かれている。

【圕】 4829' 圖書館󠄁の三字を𥳑單に書いた字。〔辭海󠄀〕圕、圖書館󠄁三字之𥳑寫。

大漢和では、いわゆる音読みの記述がない。番号のあとに、いきなり説明が付いている。

他の資料

Unicodeの資料UNICODE HAN DATABASE(UniHan)には、次のようにある。

U+5715 kJapaneseOn TOSHOKAN SHO

UniHanでは、出典や根拠が定かではないが、「読み」として「としょかん」があるとする。

書籍としては、康熙字典、角川新字源(二八四版)、いずれにも記載がない。

発音

補足

この字は、1925(大正14)年頃に日本で作られた「図書館」を意味する字とする。

このため「国字」とされるが、その作者は中華民国時代の支那人「杜定友」である。作者を問わず「日本で作られた字」という条件だけなら、国字だと言える。

用語の所属
国字 (和製漢字)

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