年神

読み:としがみ
品詞:名詞

神道において、その年の豊穣を司るとされる

目次

大晦日の夜に恵方より訪れ、家庭に一年の健康と幸福を授け、そして小正月の頃に帰って行くとされている。

どのような神であるかは地方や時代ごとに様々あるようで、先祖の神霊、あるいは農耕を司る田の神であるなど、様々な俗説がある。

年末年始に、注連飾りや鏡餅などを飾るのは年神を迎え入れるためので、玄関などに門松を置くのも年神を招き入れるためのものである。

現在ではその目的や由来は忘れられつつあるが、飾り物をすることなどは、風習としていまも各家庭で行なわれている。

用語の所属
神 (神道)

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