ジョージ・ウォーカー・ブッシュ米大統領が2002(平成14)年1月29日の一般教書演説で、大量破壊兵器の保有をめざすテロ支援国家として北朝鮮、イラン・イスラム共和国、イラク共和国の三ヶ国を 名指しで非難して用いた表現。同年5月6日にはジョン・ボルトン国務次官がヘリテージ・ファウンデーションでの演説で更にリストに大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国、シリア・アラブ共和国、キューバ共和国の三ヶ国を加えている。
"axis(枢軸)" とは第二次世界大戦でアメリカと対戦した日独伊側のことであり、"evil(悪)" という表現はレーガン大統領(当時)が1983(昭和58)年の演説で、拡張主義的行動で自由主義陣営を脅かしていた、当時のソ連を "evil empire(悪の帝国)" と呼んだことがあり、パウエル国務長官は「悪の枢軸」という表現は、レーガン氏の表現をヒントにしたものであることを示唆している。