一般的には悪を擬人化したもの。
日常の生活において小さなミスや怠惰や出来心は、悪魔のささやきや手引きの所為だという。
悪魔は通常、獣のような醜い姿をしているといわれているが、人間に近づくために子羊と鳩以外の様々なものに化ける。悪魔はよく天使の姿に化けて現われるといわれる。
キリスト教(Demon/Satan)では、ヘブライ語のサタンは敵対者を表わし、神に反抗する者という語意で用いられていたが、後世において悪魔の支配者とされた。主として地獄へ堕とされたルシフェルのことを指すが、一般にはその他の悪鬼も含まれる。基本的に終末の日を迎えるまで悪魔は人間を誘惑し続ける。これらの悪魔は天界より追放された堕天使に起源している。
イスラムでは、悪魔はシャイターン(Shaytan)と呼ばれ、古代アラビアのデーモンであるジンと共に人間を惑わす存在として恐れられている。
仏教(mara)では悟りへの修行を妨げる悪神、或いは命を奪う悪鬼のこと。あらゆる煩悩であり死神とされる。日本語の "魔" はサンスクリット語のマーラ(Mara)の略であるが、しかし必ずしも有害な存在であるとは言いきれない。