妙法蓮華経(法華経)の第二章のこと。法華経の迹門の中心であるとされる。この品(章)では、仏とはどのようなもので、如何にして衆生を導くのかについて説かれている。
そしてこの品では「如是相。如是性。如是体。如是力。如是作。如是因。如是縁。如是果。如是報。如是本末究竟等」という十如是(じゅうにょぜ)が説かれている。これは法華経の精神の神髄であり、実相とは何かを語ったものである。
そして十如是の最後 "本末究竟等" は、最初からその前までの九つの事柄は実は全て平等なものなのであって、結論としては、実相を見極める一つの智慧が存在するだけなのだ、という意味である。
もって、仏とはこの智慧を完全に身につけた存在なのだとする。