USBスピーカー

読み:ユーエスビースピーカー
外語:USB speaker 英語
品詞:名詞

信号の入力にUSBを用いるスピーカーのこと。

目次

USB オーディオ クラスに対応する装置の一つである。

パソコンのディジタル音声出力をUSBケーブル経由でスピーカーに送り、スピーカーはその信号を元に発音する。つまりD-A変換装置内蔵スピーカーであるといえる。

メリットとデメリット

Windowsは標準でUSB オーディオ クラスのデバイスドライバーを持っているため、USBスピーカーは接続するだけですぐに利用できる。手軽な製品として、ノートPC用として作られたものも多く市販されている。

但し、USBはリアルタイム性が保証されたものではない上、ディジタル音声処理はパソコン側のCPUが行なうことになるので負荷が大きく、従って音が途切れるなどの問題が起こりやすいという弱点がある。

制約

USB オーディオ クラスは、古いUSB 1.1で動作する帯域幅で設計されているため、96kHz/24ビットが限界となる。

これ以上のサンプリングソースは現実に殆どないので実質的に困ることは殆どないが、独自実装で192kHzを達成した製品もある。但しこれはOSが標準で対応しないため、別途専用のデバイスドライバーをインストールする必要がある、対応するOSが限られる、といった問題がある。

関連する用語
USB (バス)
スピーカー

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