Amazonの物流センターのこと。「アマゾン市川FC」と略される。
アマゾンジャパン開業5周年となる2005(平成17)年11月1日に新たに開業した物流センターであり、つまり倉庫である。
フルフィルメントとは英語で、遂行、実行などの意。
アマゾンの子会社と思われる、アマゾンジャパン・ロジスティクス株式会社が管理していると見られる。
Amazonの「配送状況の確認」の商品所在地欄では「アマゾン」と表示され、ペリカン便の配送状況では「江東支店アマ事」と表示される。
建物は日本通運の所有で、日本通運はこの建物を「日本通運(株)アマゾン市川DC」と呼んでいるようだ。
内部構造は不明だが、近隣、隣接あるいは内部に日本通運が存在する。
この物流センター(以下、新倉庫)は延床面積18,800坪(62149km²)とされる。
それ以前5年間使われた旧物流センター(以下、旧倉庫)は、この新倉庫から約1km離れた場所に建てられていたが、この新倉庫開業に伴い閉鎖された。新倉庫は、旧倉庫の4倍の延床面積があるとされる。
この倉庫では、書籍を中心に、音楽CD、家電などを在庫しており、ここにある在庫は、在庫状況として「在庫あり」とWebに表示される(以前は発送可能時期として「24時間以内に発送可能」と表示されていた)。
その内部は、倉庫というよりは、実は店舗と言った方が近い。本はまるで図書館のように配置されている。
ここをアルバイト従業員が走り回り、注文された書籍等を探しまわり、これがやがて箱詰めされてペリカン便で自宅まで送られることになるのである。
IT企業と思われているAmazonだが、内部は人力による、人海戦術で動いているのである。
人員は約400〜500人。僅かなAmazon社員が頂点におり、運営は日本通運が行ない、その他ほぼ全員となる現場の作業員はアルバイトである。
特殊な製品は手作業としても、本やCD、小さな雑貨類に限れば、商品の選択から梱包まで、やろうと思えば機械化できるはずである。しかしAmazonは、それを行なっていない。
このバイトの作業は、注文を受けた本やCDなどを、在庫の中から探し出し、棚から抜き出し、箱に梱包することで、これを延々と繰り返す。時給は900円。社会保険は一切無く、ノルマも厳しく、契約は2ヶ月ごとの更新であるという。
バイトは倉庫内を走り回り、探して来たら必要項目をコンピュータに入力する。この作業は全てコンピュータに記録される。ノルマは一人、1分3冊以上であるという。