千島列島

読み:ちしま・れっとう
外語:Chishima Island 英語
品詞:その他地名

北海道の東部にある根室半島沖から、ロシアのカムチャツカ半島沖まで連なる、大小30余りからなる島々のこと。

歯舞諸島色丹島は含まないという考え方が一般的だが、含んで言うこともある。

なお、得撫島から占守島までの5,319.61km²は現在、国土地理院の基礎面積の対象になっていない。

明治時代まで

1855年2月7日(安政元年12月21日)、日魯通好条約締結により、択捉島と得撫島(うるっぷとう)の間に国境線が引かれた。これにより北方四島は日本領、得撫島以北の千島列島はロシア領であることが確認された。

そして1875(明治8)年、明治政府は樺太千島交換条約を締結、樺太を放棄する代わりに千島列島を譲り受けた。この時に本島と樺太島の間に国境線が引かれ、また千島列島も日本領となったが、条約に明記された18の島名には元々日本領だった北方四島は含まれていない。

サンフランシスコ講和条約以降

1951(昭和26)年のサンフランシスコ講和条約によって千島列島の権利を放棄させられた。但しこの条約上、最終的な帰属は後の国際的な解決によることになっていて、現日本政府は千島列島の領有国は存在しないという立場に立っている。

現実には旧ソ連(現ロシア共和国)によって不法占拠されているが、将来的には全島日本国への返還をすべきと考えるのが公平な判断であろう。

旧国の区分では、歯舞諸島が根室国、それ以外が千島国に属する。

そして千島国は更に色丹島、国後島択捉島、それより北の島々に分けられ、それより北の島々は旧国の得撫郡(うるっぷぐん)新知郡(しむしるぐん)占守郡(しゅむしゅぐん)の3郡に分けられる。

北海道から近い順に並べると、次のようになる。

得撫郡

新知郡

占守郡