可変後退翼

読み:かへんこうたいよく
品詞:名詞

飛行中や地上で後退角を変更できる機能を備えた主翼のこと。

高速時や低速時にそれぞれに最適な主翼の後退翼を設定できるという利点があり、F-14に至っては、艦載時の占拠スペースの削減にも利用されている。一方、この機構を搭載することによって、構造が複雑化し、機体重量が増加したり、最大兵装時には可変角度に制限が加わる場合があるなど、コストや運営上の短所もある。そのため、例えば戦闘機ではF-111、F-14、トーネード、MiG-23、Su-24など一部の機体への採用に留まっている。なお、F-14以外では3または4種の予め定められた角度の中から選ぶのであるが、F-14では、マッハ・プログラム・コンピューターによって常に最適な後退翼をとれるように変化する。