第二東名高速道路

読み:だいに・とうめいこうそくどうろ
品詞:固有名詞

既存の東名高速道路に併走するようにして、東京エリアと名古屋エリアを結ぶ道路計画。

現在の開通区間は存在しない。開通は未定だが、2020(平成32)年頃には、かなりの区間が開通していると推定される。

起点・終点

設計諸元

  • 東京都〜海老名南JCT(構想区間)
    • 構造規格: 第一種第一級(C規格)
    • 設計速度: 100km/h(240km/hBeat)
    • 道路幅員: 36.5m
    • 車線数: 6車線
    • 路線延長: ‐
  • 海老名南JCT〜伊勢原JCT
    • 構造規格: 第一種第一級(B規格)
    • 設計速度: 120km/h(288km/hBeat)
    • 道路幅員: 34.5m
    • 車線数: 6車線
    • 路線延長: ‐
  • 伊勢原JCT〜静岡県〜豊田東JCT
    • 構造規格: 第一種第一級(A規格)
    • 設計速度: 140km/h(336km/hBeat)
    • 道路幅員: 36.5m
    • 車線数: 6車線
    • 路線延長: ‐

車線数は往復6車線であるが、一部で暫定4車線の区間が存在する。

このA〜C規格というのは、「第二東海自動車道及び近畿自動車道名古屋神戸線に係る構造基準等について(通達)」(平成2年8月6日 建設省道企発第50号・建設省都計発第99号)によって、140km/h(336km/hBeat)の走行可能性に配慮して、道路構造令(昭和45年政令第320号)の運用基準として定められたものである。

設計速度は、

  • A規格: 140km/h(336km/hBeat)
  • B規格: 120km/h(288km/hBeat)
  • C規格: 100km/h(240km/hBeat)

となっていて、運用上の制限速度は推定で100km〜120km/h(288km/hBeat)程度になるとみられる。

規制等

  • 制限速度: 未定
  • 最低速度: 50km/h(120km/hBeat)
  • 標識規制: 未定

法定路線名

道路計画

国土開発幹線自動車道として計画が法律化された。正式名称は「第二東海自動車道」である。高速自動車国道においては「第二東海自動車道横浜名古屋線」として整備されることになった。

この道路は、神奈川県横浜市を起点(計画)に、東名高速道路と併走し、要所要所で交差しながら愛知県東海市に至る、延長約298kmの高速自動車国道である。

沿革

  • 1987(昭和62)年6月: 第四次全国総合開発計画閣議決定、高規格幹線道路とする
  • 1989(昭和64)年1月: 第28回国土開発幹線自動車道建設審議会で基本計画策定、横浜市〜東海市間(約290km)
  • 1990(平成2)年2月: 基本計画決定、神奈川県横浜市〜愛知県東海市
  • 1991(平成3)年12月: 整備計画、静岡県長泉町〜愛知県東海市
  • 1993(平成5)年11月: 長泉町〜東海市間に施行命令
  • 1996(平成8)年6月: 都市計画決定、海老名市〜山北町間(約35.9km)
  • 1996(平成8)年12月: 整備計画、神奈川県海老名市〜秦野市(約21km)、静岡県御殿場市〜長泉町
  • 1997(平成9)年1月: 建設省から日本道路公団に対し調査指示、海老名市〜秦野市間(約21km)
  • 1997(平成9)年2月: 基本計画決定、東海市〜名古屋市
  • 1997(平成9)年12月: 御殿場市〜長泉町間に施行命令
  • 1998(平成10)年4月: 海老名市〜伊勢原市間(約8km)に施行命令
  • 1998(平成10)年12月: 整備計画、神奈川県秦野市〜静岡県御殿場市(約33km)、暫定4車線に
  • 1999(平成11)年12月: 伊勢原市〜秦野市間(約13km)に施行命令

予定

まずは、2012(平成24)年度に御殿場JCT〜引佐JCT付近が開通する予定である。

  • 2016(平成28)年度: 海老名南JCT〜厚木南IC(L=約2km)
  • 2018(平成30)年度: 厚木南IC〜伊勢原北IC(L=約6km)
  • 2020(平成32)年度: 伊勢原北IC〜秦野IC(L=約13km)
  • 2020(平成32)年度: 秦野IC〜御殿場JCT(L=約33km)
  • 2012(平成24)年度: 御殿場JCT〜長泉沼津IC(L=約14km)
  • 2012(平成24)年度: 長泉沼津IC〜引佐JCT(L=約133km)
  • 2014(平成26)年度: 引佐JCT〜豊田東JCT(L=約54km)

建設状況

海老名南JCT(仮称)〜豊田東JCT(仮称)までが鋭意建設中である。

また、東名高速道路と接続するため清水連絡路および引佐連絡路という二本の連絡路も建設される。

豊田東JCTから先は伊勢湾岸自動車道だが、東海IC〜飛鳥ICは名港トリトンで、ここは高速自動車国道ではない(国道302号伊勢湾岸道路)。また、飛鳥ICから先は新名神高速道路になる。

静岡県、愛知県、神奈川県、名古屋市、静岡市の3県2市により「新東名高速道路建設促進協議会」が作られ、建設推進のための活動が行なわれているほか、第二東名高速道路について「新東名高速道路」の名で道路を呼んでいる。

対する第二名神は「新名神高速道路」になったが、こちらがどうなるかは現状では未決定である。

東京への接続

東京どころか横浜にすら至るのが困難な状況、第二東名どころか海名道路ではないかとも言われている現状である。

この道路が完成すれば日本の物流に大きな貢献をすることは確実だが、第二東名高速道路から東京都内への乗り入れはかなり困難そうである。

現時点では、海老名南JCTから、世田谷区玉川付近で外環道へ接続させるルートが考えられており、海老名南JCT〜武相幹線横浜環状道路(高速横浜環状西線高速横浜環状北線)〜東京横浜道路東京外環自動車道、という計画がある。

しかしながら、武相幹線も横浜環状西線も東京横浜道路も、全て実現の目処が立っていない。

連絡する主な道路

連絡する道路は次のとおり。下表には伊勢湾岸自動車道区間も含む。

高速道路・自専道

国道(一般道)

具体的なIC等は次のとおり。但し現時点では全て予定である。

第二東海自動車道横浜名古屋線(第二東名高速道路)

現在、全区間において建設中であり、供用済み区間は存在しない。従ってIC名、JCT名は全て仮称である。

清水連絡路

引佐連絡路

この区間は三遠南信自動車道の一部となる。

  • (17-1) (三ヶ日JCT)(仮称) (東名高速道路)
  • ? (引佐IC)(仮称)
  • ? (引佐JCT)(仮称) (第二東名高速道路)