通信用語の基礎知識 戻る
アスカネットワークサービス

軽油

読み:けいゆ
外語:light oil , Gazole ドイツ語 , 轻油 大陸簡体 , 輕油 台灣正體 , mal/pez/a ole/o エスペラント , gasojl/o エスペラント
品詞:名詞
2001/09/10 作成
2008/02/17 更新

石油製品の一種。原油沸点で分留して得る油。

ディーゼルエンジン用の燃料としてよく使われており、このためディーゼル燃料とも呼ばれている。

「軽油」という名前は、「重油」に対して付けられたものであり、決して軽自動車用という意味ではない。

日本で市販されている軽自動車は、その大半が「ガソリン車」である。軽油を入れても走行できないので注意。

税金

日本では、軽油引取税、通称「軽油税」が掛けられている。

2008(平成20)年2月時点で、32.1円/Lである。

ガソリンの税金と比べ、かなり安く設定されているのが特徴である。

類似の油

軽油も他の油も、原油から分留して得る。このため、性状がよく似たものもある。

例えば、軽油、灯油、A重油は、性状がよく似ている。

但し品質が異なり、もって用途も異なっている。

乗用車のエンジンは、燃料が指定されているので、指定された燃料のみを用いるようにする。

なお、値段が安いからと灯油を用いたりすると、「脱税」という「犯罪」になるので注意。

不正軽油

灯油やA重油は、色が付けられ、かつ「クマリン」という成分が添加されている。従って、調べればすぐ分かるようになっている。

現在、国内で脱税を組織的に行なおうとする犯罪集団があり、社会問題化している。その構成員は、どうやら在日朝鮮人が多いようである。

彼らは、灯油やA重油に薬剤(濃硫酸水酸化ナトリウム)を添加し、脱色やクマリン除去を施した油を「軽油」と偽って販売している。こういった軽油ではない偽の軽油を、不正軽油という。

加工費が当然掛かるが、それでも軽油税よりは安く上がるらしく、それらは軽油より安価に密売されている。但し、これらは軽油ではない粗悪な燃料であるため、このようなものを給油してエンジンが破損してもメーカーの保証は受けられないだろう。

また、この密造の際に発生する、いわゆる「硫酸ピッチ」の不法投棄も問題となっている。

ガソリン車に軽油を給油

近年、セルフサービスのガソリンスタンド(いわゆる「セルフ」)で、「軽自動車」に「軽油」を誤って給油する事故が頻発していると報道されている。

ガソリンエンジンは、ガソリンを圧縮した後、シリンダの位置に合わせてプラグのスパークで点火する制御をしている。しかし軽油は発火点が高く、ガソリンより燃えにくいため、プラグのスパークだけでは発火させられない。

従って、ガソリン車に誤って軽油を給油してしまうと、燃料に火が付かないため、すぐにエンジンは止まってしまう。故障するなどの大事には至らないことが多いが、タンク内の燃料を全て抜き取る必要があるため、費用が掛かる。