軽油も他の油も、原油から分留して得る。このため、性状がよく似たものもある。
例えば、軽油、灯油、A重油は、性状がよく似ている。
但し品質が異なり、もって用途も異なっている。
乗用車のエンジンは、燃料が指定されているので、指定された燃料のみを用いるようにする。
なお、値段が安いからと灯油を用いたりすると、「脱税」という「犯罪」になるので注意。
灯油やA重油は、色が付けられ、かつ「クマリン」という成分が添加されている。従って、調べればすぐ分かるようになっている。
現在、国内で脱税を組織的に行なおうとする犯罪集団があり、社会問題化している。その構成員は、どうやら在日朝鮮人が多いようである。
彼らは、灯油やA重油に薬剤(濃硫酸や水酸化ナトリウム)を添加し、脱色やクマリン除去を施した油を「軽油」と偽って販売している。こういった軽油ではない偽の軽油を、不正軽油という。
加工費が当然掛かるが、それでも軽油税よりは安く上がるらしく、それらは軽油より安価に密売されている。但し、これらは軽油ではない粗悪な燃料であるため、このようなものを給油してエンジンが破損してもメーカーの保証は受けられないだろう。
また、この密造の際に発生する、いわゆる「硫酸ピッチ」の不法投棄も問題となっている。
近年、セルフサービスのガソリンスタンド(いわゆる「セルフ」)で、「軽自動車」に「軽油」を誤って給油する事故が頻発していると報道されている。
ガソリンエンジンは、ガソリンを圧縮した後、シリンダの位置に合わせてプラグのスパークで点火する制御をしている。しかし軽油は発火点が高く、ガソリンより燃えにくいため、プラグのスパークだけでは発火させられない。
従って、ガソリン車に誤って軽油を給油してしまうと、燃料に火が付かないため、すぐにエンジンは止まってしまう。故障するなどの大事には至らないことが多いが、タンク内の燃料を全て抜き取る必要があるため、費用が掛かる。