北海道石狩支庁管内千歳市を起点に、空知支庁管内夕張市、十勝支庁管内帯広市を経由し、十勝支庁管内足寄郡足寄町に至る高速自動車国道と自動車専用道路の計画。通称「道東道」。
なお、下記区間はこの道路に並行する一般国道の自専道として作られる計画。予算獲得のための苦労である。
札幌JCT〜千歳恵庭JCT (道央自動車道)
国土開発幹線自動車道の北海道横断自動車道として計画された。高速自動車国道でも、同じ北海道横断自動車道とされている。
区間中、夕張IC〜十勝清水ICは長く未供用だったが、この区間の開通予定は2011(平成23)年度である。うち、トマムIC〜十勝清水ICは2007(平成19)年に開通した。
そのため、現在はトマムICから東区間は札幌に繋がっておらず、自動車専用道路として浮いた状態となっており利用者も少なく、当然のように赤字である。接続され、利便性が高まれば、状態は改善されるものと思われる。
交通量が少ない中でも、音更帯広IC〜池田IC間は一日交通量1000台で、高速道路の最少交通量区間とされている。
あまりにも車の数が少ないので「車よりヒグマの方が多い」と石原伸晃行革担当大臣(当時)に言わしめ、これに鈴木宗男代議士(当時)が猛然と抗議し話題となった。
鈴木代議士が怒った理由は良く分からないが、地元農家は大して気にしていなかったようで、「ベコ(牛)って言えば鈴木さんも否定できなかった。ヒグマなら実際のところ数えてみないと分からない」などと言われていたとかいないとか。
既存の道路は死者多発の峠道であったり、代替道路が無い区間もあるため、自動車専用道路はいずれにせよ必要と考えられた。
そこで、本別IC〜釧路ICの根室線は、国内初の新直轄方式として建設されることになった。国と地方自治体が建設費を出して建設し、完成後は無料化される道路である。そもそも、有料化しても通行量を考えると料金所の設置や人件費等の方が高額になると予想されるので、この流れは仕方のないところであった。
釧路IC〜別保ICは高速自動車国道としての建設が不可能であったため、「国土開発幹線自動車道に並行する一般国道自動車専用道路」として、国道バイパス「一般国道38号釧路外環状道路」として建設されることになった。
別保ICから先、根室方面は「釧路・根室自動車道」が計画されている。しかしこれも高速自動車国道としてでは予算がびた一文でなかったため、とりあえず根室方面から同様にして国道バイパス「一般国道44号根室道路」が建設中である。
本別JCT〜北見南ICの網走線は、その名に反して網走までは至らない。
北見〜網走は「北見・網走自動車道」という計画が立てられている。
この区間も新直轄方式として建設されることになったが、足寄IC〜陸別IC(仮称)については国交省は当面建設不能という判断を下しているため、当分は建設されないと見られる。このため陸別IC以北が開通したとしても、国道242号に一旦降りて走る必要がある。
開通区間のみ。
具体的なIC等は次のとおり。
路線は根室線に直結し、網走線は分岐する。
この区間は、国内初の「新直轄方式」で建設され、完成後は無料化される。
この先、根室方向は「釧路・根室自動車道」が計画されている。
この先、網走方向は「北見・網走自動車道」が計画されている。