ATを採用した車のこと。MT車との最も大きな違いは「変速が自動」ということである。そのためAT車にはクラッチペダルがない。
AT車は "走らせる" のを助けてくれるが、ミスは防いでくれない。MT車はミスしたらエンストして止まるが、ATは構わず走ってしまう。そのため、AT車ではMT車では有り得ないような事故が時々起こる。AT車はMT車より運転が楽ではあるが、決して簡単ではない。ある意味、運転はMT車よりも難しいのである。
AT車を駐車するときには、パーキングレンジ(Pレンジ)にして、サイドブレーキを引く。サイドブレーキの無い車種の場合は、パーキングブレーキを踏み込む。
AT車のパーキングレンジは、ギアに閂(かんぬき)を掛けてロックするという機構になっている。従って走行中にPレンジに入れると、ミッションが壊れてしまうこともあるので注意が必要。
ちなみに、サイドブレーキまたはパーキングブレーキが掛かっていても、実はある程度車は動く。従って、これだけに頼るのは危険ということになる。二重系になっているのは、どちらかに問題があっても動かないようにするためなのである。
ちなみに雪国のような寒冷地だと、サイドブレーキやパーキングブレーキを引いたら凍ってしまうことがある。そのため冬場は使用できないことも多いようだ。