TCAS(衝突防止警報装置)において、20〜30秒以内に衝突の危険性のある航空機が予測された時に発せられる警報。
パイロットに対し回避を指示するもので、音声にて「上昇せよ」「降下せよ」「現在高度維持せよ」「現在の上昇率(降下率)を維持せよ」「上昇率(降下率)を深く(浅く)せよ」などと上下方向への回避を指示する。
同時に、ディスプレイでも赤色で相手方航空機が表示され、必要な上昇率(降下率)が指示される。
パイロットは、RAが発せられると直ちに自動操縦装置を解除し手動で回避操作に入らねばならない。
相手の航空機もTCASを装備している場合、電波を出し合ってそれぞれ逆方向の回避操作を指示するようになっている。
しかし、RAの指示による回避量では十分ではないとの指摘から、現在ではより回避量を多く指示するエンハンスドRAも開発されている。