中期防衛力整備計画に基づいて、1988(昭和63)年、1990(平成2)年、1991(平成3)年、1993(平成5)年度計画で1隻ずつ建造された、最新鋭のミサイル護衛艦(DDG)。海上自衛隊初のイージス艦のクラスであり、現在の海上自衛隊最大の護衛艦のクラスでもある。「こんごう」「きりしま」「みょうこう」「ちょうかい」の4隻がある。
アメリカ海軍のアーレイ・バーク級イージス駆逐艦をベースに司令部施設を搭載。イージスシステムの一環としてのSPY-1Dフェイズドアレイレーダーや護衛艦としては初となるスタンダードSAM・アスロックSUM兼用の垂直発射機(VLS)を搭載し、砲熕兵器にもこれまた初となるOTOメララ127mm単装砲を採用するなど、強力な戦闘能力を有している。
イージスシステムは「こんごう」「きりしま」「みょうこう」の3隻がベースライン4、最終艦の「ちょうかい」がベースライン5を搭載している。またそのためスタンダードSAMも「ちょうかい」のみはブロックII以外にブロックIIIとIVを運用することが出来る。
ステルス性を意識した設計となっているが、マストのせいで台無しになっているとよく言われる。しかし、ステルス性にマストの形状はさほど影響が無いという噂もある。
現在こんごう級4隻が各護衛隊群に1隻ずつ配備されているが、海上自衛隊はTMD対応をにらんで現中期防で7,700トン型DDG2隻の建造を計画している。
コラム(要目) 基準排水量 7,250トン 全長 161m 全幅 21.0m 喫水 6.2m 船形 平甲板型 主機 LM2500ガスタービン4基(COGAG) 2軸 出力 100,000馬力 速力 30ノット 兵装 OTOメララ127mm単装砲 1基、20mmCIWS Mk.15 2基、 Mk.41 VLS(スタンダードSAM、アスロックSUM) 2基、 シー・スパロー短SAM III型 8連装発射機 1基、 3連装短魚雷発射管 2基 レーダー SPY-1D(対空)、OPS-28C(対水上) FCS 81式射撃指揮装置2型23 乗員 300名