ガソリンのアンチノック性を表わす数値。数値が高い方ほど高性能を出せる。
第二次世界大戦中の航空機用ガソリンでは、精製技術・燃料事情において有利であった連合国側がオクタン価が120〜104程度の燃料を使用していたのに対し、枢軸国側は96〜88程度の燃料を使用していた。
また日本ではより高い精製技術を持つ海軍が反目からその技術を陸軍に公開せず、海軍の方が高いオクタン価の燃料を使っていたという噂もある。
オクタン価によってどれだけ性能に差が出るかというと、例えば疾風は最高速度624km/h、5,000mまで6分26秒であったのが、戦後米軍によって140オクタンという超高オクタン燃料をもって行なわれたテストでは最高速度687km/h、6,100mまで5分48秒と歴然である。