空母や水上機母艦などの甲板上から航空機を飛びたたせるための装置。射出機。火薬爆発圧、油圧、蒸気圧、圧搾空気などによりシリンダー内のピストンを走行させ、それに航空機を連動させて射出する。
日本海軍が使用していたのは火薬式であるが、これは大砲の発射と原理は同一であり、頑丈な水上機には使用できたが、艦上機には使用できず、また連続発射できなかったので空母に装備できなかった。イギリスやアメリカ海軍が使用していたような油圧式のカタパルトを開発できず、空母に装着できなかった日本海軍は、飛行甲板の短い商船や補助艦艇改造の補助空母を有効に利用できず、また正規空母であっても滑走距離が長くなるため、搭載機数の面や発着艦時の運用面において不利であった。
しかし、油圧式のカタパルトも大型化する艦上機の射出には支障を来たすようになり、戦後間も無くイギリスで蒸気式のカタパルトが開発されると、これが一般化した。