メカニカル・コントロール方式に代わって新しく取り入れられた操縦システムのこと。
操縦装置からの指示を電気信号に変換し、フライト・コントロール・コンピューターに伝達する。このコンピューターで機速、高度、姿勢、加速度等を演算した後、電線で各部のアクチュエーターに伝達し、電気モーターで動翼を動かす。
メカニカル・コントロール方式に比べると、安全性は劣る(そのため3重4重のシステムにする必要がある)がプログラムを換えると異なった操縦特性になるため操縦機能のバリエーションが豊富になり、機構をシンプルにできる。
コンピューター制御によって、最適な舵の効きが得られるだけでなく、その機体の飛行可能領域からの逸脱を制限することも可能になった。このシステムは1970年代にアメリカで開発され、戦闘機ではF-16から本格的に導入が開始され、その後の各国の開発機にも続々と採用され、現在では「ドライブ・バイ・ワイヤ」の名前でF1マシンにも類似のシステムが搭載されている。