空母において、フレネルレンズによって作り出されたライトを使って、主に着艦機の正しいグライド・スロープを指示するための装置。英語の略称である "FLOLS" で呼ばれることも多い。イギリスが開発したミラーランディングシステムを発展させたものである。
このシステムはアングルドデッキの中頃、左舷キャットウォークから張り出したスポンソンにジャイロ式に安定化されて設置されている。フレネルレンズの光源は上下5段に並んでおり、正しいグライド・スロープを示す中央の黄色いライトの両側に7個ずつグリーンのデータムズ(基準面)ライトが並んでいる。そして、その中央のミートボールとか単にボールと呼ばれる黄色いライトがグリーンライトにに対し、どのように見えるかで着艦機の正しいグライドスロープを表示する。ボールがデータムズよりも上に見えれば高度は高すぎ、下に見えればその逆ということである。
このシステムにはその他にもLSO(着艦誘導士官)から指示をパイロットに伝えるため、フレネル両側にある赤いウェーブオフ・ライトとその上に配されたグリーンのカットライトとが用意されている。ウェーブオブ・ライトはそのままアプローチを続けると危険であるとLSOが判断した際に点灯され、それを見たパイロットはただちにパワーを上げてウェーブオフ(アボート)しなければならない。