マルタ熱と言われた、クリミア戦争中にマルタ駐留イギリス軍兵を襲った不規則な発熱の病原体となる細菌のこと。1887(明治20)年にマルタ熱に罹った兵士を検査していたデビッド・ブルースにより発見され、彼の名にちなんでブルセラ菌と名付けられた。
症状は発熱、頭痛、ひどい倦怠感、寒気、関節痛などに過ぎず、致死率は5%以下でしかない。
にも関わらず、ブルセラ菌が有力な生物兵器として考えられ、またBSL-3(バイオセーフティーレベル3)にランキングされている理由は、その生命力の高さのためである。
人獣共通症で、家畜に感染すると流産する。
このため、テロに使われる可能性の高い微生物として危険視されている。