1914(大正3)年の第1次世界大戦勃発時にヴィルヘルム二世によって鉄十字章が制定されたときに新たに追加制定された等級章。ブルーマックス章とも呼ばれる。
この名前はフランス語で「勲功に対して」という意味であるが、これはフランス好きであり、宮廷でもフランス語で話していたというヴィルヘルム二世の性格が原因であるとされている。
基本的には第二次世界大戦時の騎士鉄十字章に相当する章であるが、騎士鉄十字章の受章対象が全将兵であったのに対し、プール・ラ・メリート章は将校に限定されていた。
デザインは他の鉄十字章とは異なり、金縁のあるプルシャン・ブルーの十字架の上部に王冠と "F" 、他の部分に "pour le Merite" と書かれており、更に十字の間に金の鷲が4羽入っているという豪華さであった。ちなみに黒、白、黒のリボンで首から下げるようになっていた。
この勲章の受章者は700人前後であり、うち100人には徽章である柏葉章も送られている。