ドイツの一連の鉄十字章の中で最も低位に位置する勲章。
1813(文化10)年のヴィルヘルム・フリードリッヒ三世による最初の制定から一貫して存在し、受章資格は「戦場における勇敢な働き」とされていたが、第二次世界大戦時には230万人が受章しており、ドイツ軍人は全軍合計して約1,500万人であることから、5人に1人が受章できたわけで、戦時功労章的な存在となっていた。
デザイン的には45mmの十字の上部に鉄の輪があり、そこに外側から黒、白、赤の三色になっているリボン(30mm)でつながっており、佩用するときは、服の第2ボタン(開襟の空軍制服等の時は第1ボタン)にリボンだけを通すようになっていた。