戦艦

読み:せんかん
外語:battleships
品詞:名詞

軍艦の一種。戦列艦が発展してできた艦種。ただしいつからの艦が戦艦であるかとか、一回り小さい巡洋艦との境界等は実に曖昧で、国によって千差万別である。

ただし、1921(大正10)年のワシントン海軍軍縮条約においては基準排水量が1万トン以上、3万5千トン以下で、主砲が8インチ(20.3cm)以上、16インチ(40.6cm)以下と定められており、それ以降最後の戦艦であるフランスの「ジャン・パール」に至るまでこの上限を超えるものは多数登場したが、下限を下回ったものは登場せず、一種の目安とはなる。

また、時期的には19世紀末あたりの艦から概ね戦艦と呼び、「ドレッドノート」を基準として、前弩級、弩級、超弩級、世界最大の戦艦同士の戦いであったジュットランド海戦を基準に、前ジュットランド型、ポスト・ジュットランド型、そして無条約時代に建造された、戦艦の最終発展形であるポスト条約型などに内分される。

戦艦は第二次世界大戦までは海戦の覇者であり、戦艦を何隻持っているかでその国の海軍力、いやひいては国力が測られたほどであるが、航空母艦の登場により、一挙にその存在意義を無くしてしまった。戦後もアメリカ海軍において世界に冠たる海軍の象徴としてアイオワ級が事ある事に現役復帰していたが、そのアイオワ級各艦も記念館となったため、現在全世界に戦艦は一隻も存在しない。ある日突然北朝鮮支那に戦艦が登場するのは日本のマスメディアの誌面上だけである。