新型ミサイル護衛艦

読み:しんがたミサイル護衛艦
外語:new type DDG
品詞:固有名詞

13中期防において計画されている、こんごう改型イージス護衛艦。2002、2003(平成14、15)年度に1隻ずつ建造されることになっている。しかし、たちかぜ型DDG 3隻の代艦とも言えるので、もう1隻、またそうなると全護衛隊群のDDGをイージス艦化すると共にTMD能力を持たせるために更にもう1隻建造されるかもしれない。取り敢えず現在計画されている2隻は対北朝鮮支那用に舞鶴と佐世保に1隻ずつ配備される事になっている。

基本的にはこんごう型と同じであるが、イージス・システムのベースラインを最新の7に向上させている(こんごう型では「こんごう」「きりしま」「みょうこう」はベースライン4、4番艦「ちょうかい」はベースライン5)。

また、こんごう型では発着艦のみで搭載能力は持っていなかったヘリコプターを2機搭載できるようにし、その分基準排水量がこんごう型の7,250トンから7,700トンと500トン弱増えている。これはこんごう型のベースとなったアーレイ・バーク級イージス駆逐艦が29番艦以降のフライトIIA型と呼ばれる後期建造型と同じ変更点である。これはこんごう型がアーレイ・バーク級に色々と独自の装備を盛り込んだため非常に高価になってしまったことに対する反省で、「必要最低限の箇所以外は手を加えない」ということが計画当初からの大前提とされていたからである。これにより、「こんごう型フライトIIA」と陰口を叩かれることになってしまったが、予定建造費は1隻あたり約1,400億円と言われ、こんごう型4隻の平均(1,357億円)とほとんど同額に収めることに成功している。

いるだけで、独自性が欠如していると言える。しかし、イージス艦ほどの大型艦に極めて汎用性の高いヘリコプターの運用能力を付加しないというのは実に能率の悪い話であったので、これは改善と言える。13中期防では新型ヘリコプター護衛艦の建造も予定されているが、同護衛艦はそれまでのDDHの3機を上回るヘリコプターの運用能力を持っているので、この両型が出揃ったときには護衛隊群のヘリコプター運用能力は今よりもはるかに向上していることであろう。