早期警戒衛星

読み:そうきけいかいえいせい
品詞:名詞

高度2万〜3万kmという非常に高い高度を飛んで敵の弾道ミサイルの発射を警戒する衛星。

アメリカの早期警戒衛星システムはDSP(Defense Support System)と呼ばれ、1966(昭和41)年にTRWとエアロジェットの合同プロジェクトとして開始された。この衛星はNORAD(北米防空司令部)の戦術警戒及び攻撃アセスメントシステムの一部をなし、衛星の指揮管制は宇宙軍第50宇宙航空団第1宇宙オペレーション中隊が行なっている。DSP衛星は現在は3代目となるブロック3衛星が実戦配備されている。これはDSP-13(東経110度)、-14(西経152度)、-15(東経10度)、-16(東経69度)、-17(西経37度)の5基で、うち13と14が予備と言われている。またこの後継システムとなるSBIRS(Space Base Infrared Ray System)の開発も進められている。

このDSPシステムはイラン・イラク戦争時に飛び交う両軍の166基のミサイルを監視。発射から2分以内に探知していたという。また、湾岸戦争では2基の衛星が通常軌道を離れ、イラクから発射されるミサイルを確実に捕らえることが出来る軌道にシフトしている。