日本海軍に1871(明治4)年に設立され、1878(明治11)年まで存在していた部隊。
日本海軍はイギリス海軍を師としていた関係で、イギリス海軍に存在した海兵隊を日本にも導入したのが始まりである。
ちなみに、アメリカ海兵隊も元々はイギリスに海兵隊が存在していたからというだけの理由で設立されている。
兵科は歩兵、砲兵、軍楽隊(諸外国と同様、海兵隊が存在する場合、軍楽隊は海軍ではなく、海兵隊に所属する)の三つだけで、階級も大佐までであった(1875(明治8)年には下士官以下だけとなった)。
しかし、1874(明治7)年の台湾出兵において陸軍の旅団が派遣され、1877(明治10)年の西南戦争にも海兵隊の出番がなかったために不要論が起こり、翌1879(明治12)年に遂に廃止された。
廃止された後、海軍の陸上戦闘部隊は海軍陸戦隊となった。
この海兵隊の士官養成学校として海兵士官学校があった。