海軍三長官

読み:かいぐんさんちょうかん
品詞:名詞

日本海軍における海軍大臣軍令部総長(海軍軍令部長)、聯合艦隊司令長官の3人のトップを合わせた言い方。

基本的に陸軍三長官に対する言い方であり、海軍における中央統括機関は陸軍と異なり、2つしかなかったが、トップを三人にするために戦闘部隊のトップである聯合艦隊司令長官を加えている。海軍においても確かに各々が独立して天皇直隷してはいたが、聯合艦隊司令長官には一切の政治的な力は存在せず、海軍軍令部長も1933(昭和8)年に海軍軍令部条例が軍令部令に改められ、軍令部側の権限が大幅に強化されるまでは政治的な力を持っていなかった(基本的に海軍では軍人は政治に関与せずを守り、海軍における政治は海軍大臣に一任されていた)。したがって、陸軍のように三長官が団結して政治的運動をするようなことは無かった。