エニックス(現スクウェア・エニックス)により1987(昭和62)年1月26日に発売された、ドラゴンクエストの二作目。
オリジナルの動作機種はファミリーコンピュータ。出荷本数は240万本。媒体はROMカートリッジ(1MiビットROM)でセーブ方式はパスワード(復活の呪文)。希望小売価格5,500円(非課税)。
後にMSXとスーパーファミコン、ゲームボーイに移植された。
時は初代ドラゴンクエストの頃、竜王を倒した勇者ロトの血を引く勇者とローラ姫は結婚し、旅に出た。
二人の間には3人の子供ができ、およそ100年後には、その子孫によりローレシア・サマルトリア・ムーンブルクの3国が建国されていた。
ゲームに登場する主人公たちは、この3人の子供の子孫である。
舞台は初代ドラゴンクエストの後の世界で、ゲーム中に初代ドラゴンクエストの舞台だったアレフガルドが登場する。また二作目にして遂に3人までのパーティプレイが可能となった。
登場する主人公3人は、一人目がローレシア国の王子で剣士、二人目がサマルトリア国の王子で魔法剣士、三人目がムーンブルク国の王女で魔法使いであり、いずれも勇者ロトが建国した国で、勇者ロトの子の子孫とされている。
ROMの容量が倍となったことでマップも広くなり、アイテムや呪文、イベント、そしてモンスターの数も増えた。そしてゲームシステムやビジュアル面も初代から大幅に改善されている。
例えばマップでは洞窟が大きく変わり、アイテムのたいまつや呪文レミーラも廃止された。塔や船による海の移動などのイベントも、二作目から登場している。
しかしゲームが複雑になったことでパスワード(復活の呪文)も長くなり、一字でも間違うと前回パスワードをメモした状態、あるいは最初からやり直しをせねばならず、不評であった。
このため復活の呪文はこの作品で終了し、続くシリーズからはSRAMにバッテリーバックアップするなどの方法に移行している。
名前が設定できるのはプレイヤーの分身でもあるローレシアの王子のみで、残る二人は自動で決まる。
だが裏技によりサマルトリアの王子とムーンブルクの王女の名前も任意に設定可能。具体的には、入力の最後でセレクト+スタートを押しながらAを押す。但しこの名前は復活の呪文には記録されないので、呪文を入力する度に逐一設定せねばならない。