パワーパフガールズ

読み:パワーパフガールズ
外語:PowerPuff Girls 英語
品詞:固有名詞

闘うスーパー幼稚園児アニメ。

目次

タウンズビル(Townsvill)に住むユートニウム博士が、理想の女性を創り出すべく、「お砂糖、スパイス、ステキなものをいっぱい!」を混ぜていた。

ところが誤って薬品「ケミカルX」(Chemical X)が混ざってしまい、合成物は大爆発。この事故で誕生した3人の女の子が、ブロッサム(Blossum)、バブルス(Bubbles)、バターカップ(ButterCup)だった。

彼女達は持ち前のスーパーパワーで、タウンズビルの町に毎度毎度出現する悪人達と闘うこととなる。

米国内事情

アメリカのアニメでは女の子のヒーローものはマイナーである(主人公が男でないアニメは社会的に問題があるらしい。

例えば、アメリカで放映されたカードキャプターさくらの主人公が、なぜか小狼に変更されてしまうという具合である(これには米国人アニメファンからもブーイングが出ているようだが)。

さらに、幼児とはいえ肌を見せることが御禁制でありながらも、光速(誤字にあらず)であるものの肌を見せている。また、作者が「日本のアニメの影響をかなりうけている」と公言するほどで、とある話で登場する巨大ロボット(ダイナモ)の能力は日本製アニメに非常に酷似している。

ただし、アメリカ人的日本人認識で書かれているため、かなり扱いがぞんざいな部分もあったりする。

普及

1995(平成7)年よりアメリカで放送が始まった「パワーパフガールズ」は、現在では世界90ヶ国以上に輸出されて放送されている人気アニメである。

日本では、まず輸入キャラクターグッズとしてのパワーパフガールズ人気が盛り上がった。やがて、日本にも「パワーパフガールズ」アニメ本編が輸入されることになり、まずはCS放送の「Cartoon Network」にて日本語吹替え版の放映が始まり、2000(平成12)年からは地上波のTV東京系列で放送が開始された。

変貌

その後、日本でリメイク版の「出ましたっ!パワパフガールズZ」が作られた。オリジナルは参考程度にしかなっていない、日本風の萌えアニメとなった。

この作品は、Cartoon Networkが作品を「おジャ魔女どれみ」風にしてもらうため、わざわざ東映アニメーションに制作を依頼している。

オリジナルの吹き替え版

  • 製作: カートゥーン・ネットワーク・スタジオ、NAS、テレビ東京
  • 翻訳: 瀬谷玲子
  • 演出: 松岡裕紀
  • 声優
    • ナレーション: 小堺一機
    • ブロッサム: 麻生かほ里
    • バターカップ: 池田有希子
    • バブルス: 南里侑香
    • ユートニウム博士: 安崎求
    • 市長: 石住昭彦
    • ミス・サラ・ベラム: 高乃麗
    • モジョ・ジョ・ジョ: 石井康嗣
  • オープニングテーマ: Cream Puff Shuffle
    • 作詞: Mamie D.Lee
    • 作曲/編曲: Shinkichi Mitsumune
    • 歌: P.P.S (Power Puff Souls)、林原めぐみ、上谷麻紀、NUT'S
  • エンディングテーマ: WIN. LOSE or DRAW
    • 作詞: Mamie D.Lee
    • 作曲: Yoshihide Tsuge
    • 編曲: Seiichi Kakehashi
    • 歌: P.P.S (Power Puff Souls)、林原めぐみ、上谷麻紀、NUT'S

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