大道棋

読み:だいどうぎ
品詞:名詞

大道詰め将棋の略。街頭将棋、大道将棋とも。道端に将棋盤を置き、一回いくらの金を取り、詰め将棋を解く事が出来れば賞品を貰える、というもの。

出されている詰め将棋は、一見すると簡単に見えるがその実非常に難しい問題。逃げ手側の意外な手筋が多数存在している作品が多い。

昭和40年前後までは一般公道や祭の屋台などで多数行なわれていたが、平成になった今これを行なう業者はほとんど存在していない。

香歩問題 (大道棋の古典的な問題)
    9  8  7  6
  ┌─┬─┬─┬─┬─
一│  │玉│歩│  │←2枚とも敵駒
  ├─┼─┼─┼─┼─
二│  │  │  │  │
  ├─┼─┼─┼─┼─
三│  │  │金│  │
  ├─┼─┼─┼─┼─
四│  │  │  │  │
  ├─┼─┼─┼─┼─
  │  │  │  │  │  持駒:香1歩4
香歩問題の答え
8四香   - 8三銀合 - 8二歩   - 9一玉   - 9二歩   - 同銀
8一歩成 - 同銀     - 9二歩   - 同玉     - 8三金   - 9一玉
9二歩   - 同銀     - 8二金   まで15手詰
関連する用語
将棋
詰め将棋

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