School Days (ゲーム)

読み:スクールデイズ
外語:School Days 英語
品詞:商品名

Overflowから発売されたWindows用18禁ゲームソフトの一つ。略して「スクイズ」。

アナザーストーリーとして「Summer Days」があり、またPlayStation2版として「School Days L×H」がある。

目次

  • 対応機種・環境: Windows 98SE/ME/XP/Vista
    • CPU: Pentium 4 1GHz以上
    • RAM: 256Miバイト以上
    • VRAM: 64Miバイト以上
    • 画面: 640×480(VGA解像度)以上フルカラー
    • DirectX9.0対応
  • メーカー: Overflow
  • 発売日: 2005(平成17)年4月28日
  • カテゴリー: アドベンチャーゲーム
  • レーティング: 18歳以上対象(X指定)
  • 媒体: DVD-ROM
  • 音声: フルボイス (男性ボイス停止可)

主人公の伊藤誠は通学途中の電車の中で時折一緒になる桂言葉(ことのは)のことが気になっていた。そこで「好きな相手の写真を携帯電話の待ち受け画面にして3週間誰にもそれを知られなければ願いが叶う」というおまじないを実行してみるも、隣の席の西園寺世界に一日目にしてばれてしまった。

それを見た世界は、誠に対して言葉のことを紹介してあげると言った…。

伊藤誠(いとうまこと)
主人公。榊野学園1年3組。
両親は離婚して母親と二人暮らし。(いたる)がいる。妹思い。
エロゲー界きっての破滅型主人公で、君が望む永遠の鳴海孝之、WHITEALBUMの藤井冬弥と共に、3大へたれ主人公とされている。あまりのへたれっぷりに一部の人は名前を呼ぶことすら嫌い、隠語でMと呼ばれている。
誠死ね。
西園寺世界(さいおんじせかい)
メインヒロインの一人。榊野学園1年3組。
クラスが一緒になったときに誠のことが好きになった。しかし、誠のおまじないの写真を見たとき、なぜか誠と言葉との仲を取り持つと言った。その理由は…。
その自分の気持ちと明らかに矛盾した行動、論理破綻した考え方は、誠、言葉、世界の3人を泥沼へと誘う。
腹黒。
桂言葉(かつらことのは)
メインヒロインの一人。榊野学園1年4組。
コミュニケーションが苦手で男性恐怖症。そんな彼女は電車の中で何度か見かけた誠のことが気になっていた。もちろん声など掛けられるはずもなかった。
展開によってはヤンデレ化してしまうのだが、そのいずれもが狂気に満ちており、ファンは彼女のことを言葉様と呼んでいる。
「あなた方二人は決して幸せになることはないと思います。」
「中に誰もいませんよ。」
清浦刹那(きようらせつな)
サブヒロインの一人。榊野学園1年3組でクラス委員。
世界とは幼なじみで親友。外見がやたらと幼く見え、それゆえに何かとからかわれている。入学式直後に誠が刹那を助けたときのとある会話からクラス委員になることを決意したようだ。それと共に誠のことが好きになったが、そのことはおくびにも出していない。
School Daysきっての常識人だが、刹那ルートでは西園寺世界以上の腹黒さを見せる。
Summer Daysではメインヒロインに昇格している。
「妻です。」
黒田光(くろだひかり)
サブヒロインの一人。榊野学園1年3組。
同じクラスの澤永泰介のことが好きで何度もアタックしているのだが、まったく報われていない。
泰介に振られた後、誠の毒牙にかかってしまう。
加藤乙女(かとうおとめ)
サブヒロインの一人。榊野学園1年4組。誠とは中学が同じ。
中学時代から誠のことが好きだったが、誠と言葉が付き合いだしてからは女の嫉妬が言葉に対して牙を剥く。その内容は陰湿さに満ちていた。
甘露寺七海(かんろじななみ)
榊野学園1年3組。
言葉に対してやたらと冷たい。
澤永泰介(さわながたいすけ)
榊野学園1年3組。
誠の友人。シナリオによっては言葉に対して…。
桂心(かつらこころ)
言葉の妹。彼氏ができた言葉のことを何かとからかっている描写は、この作品中唯一の清涼剤であった。
(いたる)
誠の妹。小学一年生。両親離婚後の苗字は不明。
離婚した両親のうち父親に引き取られたが、その父には懐いていない。時々誠のところに遊びに来る。

全編フルアニメーションが売りである。公称ではTVアニメ70話分のアニメーションとされているが、実際には同じ動きの繰り返しが多い。

エンディング

School Daysは最初の展開だけを見るのであれば、誰もが萌えを具現化した純愛物の王道ストーリーを想像したであろう。

しかし、主人公のへたれっぷり、ヒロインの性格の邪悪さなどから終盤は状況がどんどんと暗黒さを増していくのであった。バッドエンディングが3つあるが、その後味の悪さは前代未聞であり、多くの人々をトラウマにさせたという。

ハッピーエンドが明らかに手を抜いて作られているのが素人目にもわかる状況で、ゆえにバッドエンディングが真のエンディングとする説があり、おそらくはその通りなのだろう。

バグ騒動

初回出荷版にはゲーム途中で強制終了するというバグが存在した。

パッチがすぐに用意されたが、1回のパッチで完全に直らず、何度もパッチが発表される事態となり多くのユーザーを混乱させた。

このバグ騒動はSummer Daysではよりひどくなっている。

関連するリンク
http://schooldays.0verflow.com/
関連する用語
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School Days (アニメ)

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