通信用語の基礎知識 IPv4
戻る
参加者募集中

ICOCA

辞書:鉄道用語の基礎知識 JR編 (RJR)
読み:イコカ
外語:ICOCA: IC Operating CArd 英語
品詞:商品名
2005/11/30 作成
2017/01/08 更新

JR西日本ICカード乗車券の愛称。ソニーが開発したFeliCaシステムを採用している。

  • 導入: 2003(平成15)年11月1日
  • カードタイプ: Cタイプ (FeliCa)
  • カード規格: サイバネ規格
  • ID番号: JW ([J]R [W]est)
  • 導入エリア: JR西日本ほか
  • 発行枚数: 784万5900枚 (2015(平成27)年3月末現在、国土交通省資料)
  • 相互利用: SuicaPiTaPaSUGOCA交通系ICカード全国相互利用参加
  • 片道利用: PASPYitappy
  • 運賃支払い機能
    • プリペイド方式によるSF機能 (上限2万円)
    • 定期券機能
  • カード種別
    • ICOCAプリペイド券 (無記名式、記名式) SF機能
    • ICOCA定期券 (記名式) SF機能+定期券機能
  • デポジット: 500円
  • 会費等: 無料
  • 紛失時: 記名式のみ再発行可能 (再発行手数料は500円)
  • 電子マネー機能: あり
  • その他サービス: なし

由来

2003(平成15)年11月1日より、大阪近郊のアーバンネットワーク253駅にて導入を開始した、ICカード乗車券である。

ICOCA乗車券(初期のもの)
ICOCA乗車券(初期のもの)

ICOCA乗車券(現在のもの)
ICOCA乗車券(現在のもの)

効力などはJR東日本のSuicaとほぼ同等だが、ICOCA定期券では特急券を別に買い足しても新幹線には乗れない。

対抗は私鉄のPiTaPaである。PiTaPaはポストペイ(後払い)方式だが、ICOCAも将来的にこの方式の導入を検討しているとされる。

名称

「ICOCA」はJR西日本の登録商標である。

ICOAの名は、「IC」と「行こか」から来ているものと思われ、英語は後からのこじつけである。そして「ICOCAで行こか」というキャッチコピーが使われている。

ちなみに、アクセントは「イ↑コ↓カ↓」であり、関東のSuicaと同様の頭高アクセントである。

大阪弁では、3拍名詞は中高アクセントになることが多い。また、3拍名詞における東京式アクセントの↑↓↓は、大阪弁では↓↑↓または↓↓↑に対応することが多いのだが、イコカのアクセントはこれに従わず東京式アクセントとなっている。

理由は定かではないが、「ICOCAで行こか」を大阪弁で、かつ各々を区別するよう発音するとなると、ICOCAを頭高アクセント、行こかを平板アクセントにせざるを得ず(「イ↑コ↓カ↓で↓行↑こ↑か↑」)、結果ICOCAは頭高アクセントとなったのではないかと考えられる。なお、実際は定かではない。

沿革

項目の有効期限について

この項目は、2017/04/30に有効期限が切れています。

この項目は既に古い記述を含みますが、まだある程度の事実を含んでおり、参考として利用できます。

更新すべき内容を見つけた場合は、ページ末の報告フォームよりお知らせください。

  • 2003(平成15)年11月1日: 大阪近郊アーバンネットワーク253駅にてサービス開始
  • 2004(平成16)年8月時点: 対応駅は徐々に増え、この頃には大阪近郊267駅対応
  • 2004(平成16)年8月1日: 「Suica」対応エリア(首都圏、仙台エリア)内での乗車利用に対応
  • 2005(平成17)年10月1日: 「ICOCA電子マネー」サービス開始
  • 2006(平成18)年1月21日: PiTaPaとの相互利用開始
  • 2007(平成19)年4月14日: 在来線広島駅にも自動改札機が設置されICOCAに対応
  • 2007(平成19)年9月1日: 岡山・広島エリア135駅でICOCAサービス開始
  • 2008(平成20)年3月1日: PASPYとの片道利用開始
  • 2008(平成20)年3月18日: Suica電子マネーとの相互利用開始
  • 2008(平成20)年3月29日: TOICAとの相互利用開始
  • 2008(平成20)年4月1日: itappyとの片道利用開始
  • 2010(平成22)年3月13日: TOICA電子マネーとの相互利用開始
  • 2011(平成23)年3月5日: SUGOCAとの相互利用開始(電子マネー含む)
  • 2013(平成25)年3月23日: 交通系ICカード全国相互利用開始
  • 2014(平成26)年3月1日: JR四国の予讃線、瀬戸大橋線でICOCAサービス開始
  • 2015(平成27)年3月14日: 新幹線の車内販売での決済に対応(他の交通系ICカードと同様)
  • 2014(平成26)年11月1日: 累計1,000万枚達成
  • 2015(平成27)年3月26日: あいの風とやま鉄道でICOCAサービス開始(Ainokaze ICOCA)
  • 2016(平成28)年2月12日: あいの風とやま鉄道IC定期券(Ainokaze ICOCA定期券) 利用開始
  • 2016(平成28)年12月17日: 紀勢本線、伯備線、山陰本線の広い範囲で新たにICOCAサービス開始

今後の予定

  • 2016(平成28)年頃以降: 万葉線でICOCAサービス開始予定
  • 2017(平成29)年4月末: 北陸本線(大聖寺〜金沢駅間)の各駅、および城端線新高岡駅にエリア拡大
  • 2017(平成29)年4月末: IRいしかわ鉄道でICOCAサービス開始
  • 2018(平成30)年春: 草津線の柘植〜甲南にエリア拡大、草津線全線対応へ

発行枚数

発行枚数は2005(平成17)年11月時点で約213万枚である。

マスコットキャラ

マスコットキャラは「カモノハシ」で、「カモノハシのイコちゃん」という名前が付けられている。青い体に黄色いくちばしが特徴。作画はまんが家の夏野ひまわり氏とされる。

なお、この名前は当初は「イコカモノハシ」などとされていた。

関連するキャラに、「SMART ICOCA」の「スマートイコちゃん」(銀色)、「こどもICOCA」の「イコ太」と「イコ美」(黄色)がいる。

購入

窓口などでの購入も可能だが、自動券売機でも販売されている。販売価格は次の通りで、うち500円がデポジットである。

  • 1,000円
  • 2,000円
  • 3,000円
  • 5,000円
  • 10,000円

当初は2,000円しかなかった。2015(平成27)年4月以降、機能改修された自動券売機(ピンク色の券売機)で様々な額面のカードが販売されている。

なお、こどもICOCAは自動券売機では購入できず、窓口で2000円のみとなる。SMART ICOCAも入手には専用の申し込みが必要である。

チャージ

自動券売機などでチャージできる。クレジットカードと紐付けされているSMART ICOCAであれば、現金がなくてもチャージできる。

2015(平成27)年6月現在、チャージ可能な額面は次の通りであり、1000円未満チャージは対応していない。

  • 1,000円
  • 2,000円
  • 3,000円
  • 5,000円
  • 10,000円

利用範囲

項目の有効期限について

この項目は、2017/03/31に有効期限が切れています。

この項目は既に古い記述を含みますが、まだある程度の事実を含んでおり、参考として利用できます。

更新すべき内容を見つけた場合は、ページ末の報告フォームよりお知らせください。

ICOCAは、次のエリアで利用できる(順不同)。

  • JR西日本/四国 ICOCAエリア (駅数は2015(平成27)年12月18日現在)
    • JR西日本 近畿圏エリア
    • JR西日本 岡山・広島・香川エリア、JR四国(瀬戸大橋線、予讃線の一部) (うち四国は13駅)
    • JR西日本 兵庫地区 姫新線/播但線/加古川線 (2017(平成29)年3月サービス開始予定)
  • 他社 ICOCAエリア
    • JR四国 (SHIKOKU ICOCA)
    • あいの風とやま鉄道 (Ainokaze ICOCA)
  • 相互利用
  • 片道利用(ICOCA→他事業者)

交通系ICカード全国相互利用開始前から、PiTaPaと、Suica/TOICA/SUGOCAとは相互利用をしていた。

また綾瀬問題としても知られる東京メトロ千代田線の北千住〜綾瀬の常磐線各駅停車でもICOCAは利用できる。

ただし、異なるエリアに跨っての利用(例:近畿圏エリアで入場して、首都圏エリアで出場する。)は出来ない。

ICOCA圏外

主な状況等。

Suica圏

2004(平成16)年8月1日から、Suica対応エリア(首都圏、仙台エリア)内での乗車利用に対応した。

また、2008(平成20)年3月18日からは電子マネーの相互利用も開始されたため、ICOCAをSuicaと同様に利用することができる。

なおPASMO圏では利用出来ない。SuicaはPASMO圏で利用出来るが、ICOCAでは出来ないので注意が必要である。

PiTaPa圏

2006(平成18)年1月21日から、PiTaPaとの相互利用を開始した。

スルッとKANSAIネットワークのPiTaPa圏や、PiTaPaを片道で受け入れる各社でもICOCAを利用出来る。

ただし、電子マネー機能「PiTaPaショッピング」での支払いには利用出来ない。

利用方法

自動改札機の切符投入口の上部にセンサーが取り付けられており、このセンサーにカードをタッチするだけで改札機を通る事ができる。

従来の磁気式カード(Jスルーカード)では、改札機にカードを挿入しなければ内容の読み書きが出来ず不便であったが、ICOCAは電波で改札機と交信が可能であるため、定期券入れなどに入れたままで利用出来る。

種類

大別して、次の種類が発売されている。

  • (通常のICOCA
    • 磁気式のJスルーカードをIC化した「ICOCA」
    • 定期券とJスルーカードを併せ持ってIC化した「ICOCA定期券」
  • こどもICOCA (子供用)
  • SMART ICOCA

入手方法

(通常の)ICOCAは、みどりの窓口、またはICOCA対応の自動券売機で販売されている。

通常のICOCAは自動券売機で購入するのが一般的。額面は2000円が標準で、500円のデポジットを差し引いた1500円があらかじめチャージされている。

2005(平成17)年2月頃から、最低1000円(デポジット500円)から購入可能な券売機の設置も始まっている。

こどもICOCA

自動的に子供運賃となる「こどもICOCA」は、申込書に記載することで購入でき、記名式のみである。

両親など本人以外でも購入できるが、利用者の氏名・生年月日・性別を証明する公的証明書(健康保険証・パスポート等)が申込時に必要となる。

当初は専用の黄色の独自デザインカードであり、マスコットキャラの「イコ太」と「イコ美」が黄色なのもそれに由来するが、2015(平成27)年4月1日以降、在庫なくなり次第、通常の青色へと切り替わった。

有効期限

ICOCAには有効期限が設定されており、最後に利用してから10年間である。

カードが不要になった場合は、みどりの窓口で返却する。この際、カードのデポジット(500円)が払い戻される。

10年間利用されなかったICOCAは失効し、チャージされた額やデポジットも返金されないので注意が必要である。

利点

ICカードならではの特徴として、使い捨てでは無い点がある。ICOCAでは、上限2万円まで、自動精算機や自動券売機などで繰り返して何度でもチャージして利用する事ができる(但し一回のチャージは最大1万円まで)。

また、ICOCA定期券ではJスルーカードと機能が融合しているため、定期区間外への乗り越しや、区間外からの乗車の場合でも(チャージ残金が足りれば)自動で精算が完了するので、精算機などの精算や切符の購入が不要となる。

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.01d (17-May-2017)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club