ICOCA

読み:イコカ
外語:ICOCA: IC Operating CArd 英語
品詞:商品名

JR西日本非接触ICカードの愛称。ソニーが開発したFeliCaシステムを採用している。

カードの目的

2003(平成15)年11月1日より、大阪近郊のアーバンネットワーク253駅にて導入を開始した、ICカード乗車券である。

「ICOCAで行こか」というキャッチコピーが使われており、ICOCAの名前の由来は「IC」と「行こか」から来ているものと思われる。英名は言うまでもなくこじ付けである。そして「ICOCA」はJR西日本の登録商標である。

ICOCA乗車券
ICOCA乗車券

効力などはJR東日本のSuicaとほぼ同等だが、ICOCA定期券では特急券を別に買い足しても新幹線には乗れない。

沿革

  • 2003(平成15)年11月1日: 大阪近郊アーバンネットワーク253駅にてサービス開始
  • 2004(平成16)年8月時点: 対応駅は徐々に増え、この頃には大阪近郊267駅対応
  • 2004(平成16)年8月1日: 「Suica」対応エリア(首都圏、仙台エリア)内での乗車利用に対応
  • 2005(平成17)年10月1日: 「ICOCA電子マネー」サービス開始
  • 2006(平成18)年1月21日: PiTaPaとの相互利用開始
  • 2007(平成19)年4月14日: 在来線広島駅にも自動改札が設置されICOCAに対応
  • 2007(平成19)年9月1日: 岡山・広島エリア135駅でICOCAサービス開始

発行枚数

発行枚数は2005(平成17)年11月時点で約213万枚である。

マスコットキャラ

マスコットキャラは「カモノハシ」で、「カモノハシのイコちゃん」という名前が付けられている。

作画はまんが家の夏野ひまわり氏とされる。

なお、この名前は当初は「イコカモノハシ」などとされていた。

利用範囲

2007(平成19)年9月1日時点で、大阪近郊の267駅(近畿圏エリア)、岡山・広島エリアの135駅、Suica対応エリア(首都圏、仙台エリア)にて利用することが出来る。

ただし、異なるエリアに跨っての利用(例:近畿圏エリアで入場して、首都圏エリアで出場する。)は出来ない。

ここで言う「利用」は、改札機の入出場や清算だけではなく、自動券売機での切符購入や、履歴表示・印字、入金(チャージ)も含む。つまり、入金はICOCA圏だけでなく、Suica圏やPiTaPa圏でも行なえる。

Suica圏での利用

2004(平成16)年8月1日から、Suica対応エリア(首都圏、仙台エリア)内での乗車利用に対応した。

但し、Suica電子マネーとしては利用出来ない。

なおPASMO圏では利用出来ない。SuicaはPASMO圏で利用出来るが、ICOCAでは出来ないので注意が必要である。

PiTaPa圏での利用

2006(平成18)年1月21日から、PiTaPaとの相互利用を開始した。

スルッとKANSAIネットワークのPiTaPa圏でもICOCAを利用出来る。

ただし、電子マネー機能「PiTaPaショッピング」での支払いには利用出来ない。

利用方法

自動改札機の切符投入口の上部にセンサーが取り付けられており、このセンサーにカードをタッチするだけで改札機を通る事ができる。

従来の磁気式カード(Jスルーカード)では、改札機にカードを挿入しなければ内容の読み書きが出来ず不便であったが、ICOCAは電波で改札機と交信が可能であるため、定期券入れなどに入れたままで利用出来る。

種類

大別して、次の2種類が発売されている。

  • 磁気式のJスルーカードをIC化した「ICOCA」
  • 定期券とJスルーカードを併せ持ってIC化した「ICOCA定期券」

また、子供用の「こどもICOCA」もある。

利点

ICカードならではの特徴として、使い捨てでは無い点がある。ICOCAでは、上限2万円まで、自動精算機や自動券売機などで繰り返して何度でもチャージして利用する事ができる(但し一回のチャージは最大1万円まで)。

また、ICOCA定期券ではJスルーカードと機能が融合しているため、定期区間外への乗り越しや、区間外からの乗車の場合でも(チャージ残金が足りれば)自動で精算が完了するので、精算機などの精算や切符の購入が不要となる。