JR東日本の非接触ICカードの愛称。ソニーが開発したFeliCaシステムを採用している。
カード発行枚数は2005(平成17)年9月時点で約1380万枚(Suica、モノレールSuica、りんかいSuica、ビュー・スイカの合計)である。
2005(平成17)年11月の時点では、首都圏と仙台エリアの548駅、ICOCA対応エリア(近畿圏エリア)にて利用することが出来た。
ただし、異なるエリアに跨っての利用(例:首都圏エリアで入場して、近畿圏エリアで出場する。)は出来なかった。
現在では更に、首都圏の広範囲にて利用出来る。
ここで言う「利用」は、改札機の入出場や清算だけではなく、自動券売機での切符購入や、履歴表示・印字、入金(チャージ)も含む。つまり、入金はSuica圏だけでなく、PASMO圏、ICOCA圏で行なえる。
2004(平成16)年8月1日から、「ICOCA」対応エリア(近畿圏エリア)内の交通機関での利用が可能になった。ICOCAエリアでは、SuicaをICOCAのように、そのまま利用出来る。
但し、「ICOCA電子マネー」での支払いには利用出来ない。
2007(平成19)年3月18日より、首都圏の私鉄・地下鉄がPASMOを開始させ、Suicaも同日より相互利用を開始したことで、Suciaは首都圏の広範囲で利用可能となった。
鉄道、バスのみならず、電子マネーについても相互利用が行なわれている。
大別して、次の2種類が発売されている。
共に、誤って使い捨てされないように、最初の購入時にデポジットとして500円が必要(最初の購入代金に含まれる)となっている。デポジットは、カードを返却すれば戻ってくる。
派生した商品として、クレジットカードである「ビューカード」機能を付けた「ビュー・スイカカード」や、携帯電話と組み合わせた「モバイルSuica」も発売されている。
また、JRが発売するものの他に、東京モノレールが発売する「モノレールSuica」と、りんかい線が発売する「りんかいSuica」がある。
ICカードならではの特徴として、使い捨てでは無い点がある。Suicaでは、上限2万円まで、自動精算機や自動券売機などで繰り返して何度でもチャージして利用する事ができる(但し一回のチャージは最大1万円まで)。
また、Suica定期券ではイオカードと機能が融合しているため、定期区間外への乗り越しや、区間外からの乗車の場合でも(チャージ残金が足りれば)自動で精算が完了するので、精算機などの精算や切符の購入が不要となる。
Suica対応の同一エリア内で完結する場合に限り、特急券を別に買えば新幹線や特急にも乗車が可能である。
特に、Suica定期券で新幹線に乗った場合、新幹線の自動改札機を通った時点でチャージ金額より自動的に特急料金が減算される。なお、異なるエリアに跨る場合は適用できず、通常通り切符を買わなければならない。
Suica対応自動改札機は、山手線などの区間を中心として、2000(平成12)年の春頃から準備が進んでいた。
これらの新型改札機では、Suica読み取り機さえ取り付ければ導入が可能となっていたため、東京近郊区間内のほとんどの駅で一斉導入開始が可能となった。