高周波の電磁波の一つで、放射線の一つ。
エネルギーにすると0.01〜100MeV程度となる。
量子論、量子力学では、γ線はα線やβ線と同様にその根源は素粒子であり、高エネルギーで波長の短い光、すなわち光子である。
原子核の崩壊(壊変)や原子核反応に伴って放出され、そのエネルギーは各核種ごとに一定である。原子核ではなく、電子も含めた原子に起因する放射線はX線である。
光子は非常に小さな粒子であり、しかも帯電していないため外因による影響を受けにくく、物質貫通能力は極めて高い。そのため分厚い鉛やコンクリートの壁でないと遮蔽できない。その貫通力を利用して、非破壊検査などにも使われている。
宇宙には様々なγ線源がある。特に膨大な量のγ線を放出する現象がγ線バーストである。
しかし、いずれのγ線も地球の大気によるコンプトン散乱や電子対生成に阻害され、地表へは殆ど到達しない。しかしγ線は到達力が強いため、地上40km程度まで上がれば宇宙γ線が観測できる。