稲の品種の一つ。
米の名は、県名の秋田と、秋田県の小野の里に生まれたとされる小野小町にちなんで名付けられた。
かつて東北地方の米はササニシキを親に持つものが多かったが、あきたこまちはコシヒカリを親としており、そしてその初めての成功例であった。
ササニシキよりも安価でありながら、それに匹敵する味を求めて改良された米であったが、近年は米のブランド化が進み価格も上がっている。
あきたこまちは水量豊富で土壌豊かな秋田県に適した品種であるとされているが、現在では秋田県以外にも、東北、中部、山陽山陰まで広い範囲で栽培されている。
稈が弱く倒伏しやすい上、稲熱病(いもち病)にも弱いという弱点はコシヒカリと似ている。
秋田県の代表的良食味品種である。水分量が多く、コシヒカリ譲りのもちもちした粘り気の強い食味を特徴とし、秋田県で一番旨い米とされる。
あきたこまちを親にした米は非常に多く、孫、曽孫以降まで含めれば品種は数知れない。
代表的なあきたこまちの近縁米に、次のようなものがある(50音順)。なお、近縁率は子が50%、孫が25%という単純計算による。