おもらし

読み:おもらし
外語:have an accident , incontinence of urine , wetting themselves , loo break , 遗尿尿 大陸簡体 , 遺尿尿 台灣正體
品詞:さ変名詞,@生理現象,@病気

一般に、小便を漏らすことをいう幼児語。

より広い意味では「失禁」という語を使う。

特に学術的な既定があるわけではないが、日常的には次のような区別があるものと考えられる。

  • 放尿: 自分の意志で出す
  • おもらし: 必死に我慢するが、我慢しきれずに出てしまう
  • 失禁: 自分の意志とは無関係に、勝手に出る

条件

尿意便意はありながら、状況などの都合で適切な排泄行動を取れず、もって本人の意志に反し、あらぬ状況下で排尿してしまい衣類などを湿潤させてしまったり、また排便してしまい衣類などを汚濁してしまう状態をいう。

小児においては、授業中などに行なわれるケースも多いと考えられる。

疾病

尿意便意を感じることができず、大小便が勝手に出てきてしまうような場合は病気であり、このような時には失禁という。

あるいは尿意の感覚が鈍く、尿意を感じた時には既に失禁寸前でトイレまで間に合わない、といった場合もまた同様である。

小便

制御

我慢しきれずに小便を漏らしてしまうことを、一般にはおもらしと呼んでいる。

尿意は、膀胱内圧が一定に達したときに起こる。

尿意が発生したばかりの頃はまだ、膀胱容量には余裕がある。このため我慢することによって排尿は意識的に抑制することができる。

しかし無限に我慢できるわけではなく、これにも限度がある。このため、本人の意志に関わらず、我慢しきれない現象が発生する。

我慢

排尿は、不随意筋・随意筋という、二種類の筋で制御されている。

排尿筋(膀胱)と膀胱出口の筋肉である内尿道括約筋(膀胱括約筋)は自律神経により支配される不随意筋であり、意志で制御することはできない。

対し、陰部神経の支配を受ける随意筋として尿道を外側から輪状に覆う外尿道括約筋がある。もし尿意が発生しても、この筋を意思で制御することで、排尿は抑えることができる。

尿意を催してもすぐに漏れずにトイレまで我慢できるのは、この随意筋があるためである。

抑制の限度

外尿道括約筋によって排尿は抑制可能なため、ある程度までは尿を我慢することができる。しかし、この抑制も無制限ではない。

膀胱内圧が一定を越えた場合は、意志の力ではもはや排尿を抑制できない。このため、現実におもらしは起こるのである。

膀胱内に限界まで尿が溜まった時、排尿中枢は副交感神経を興奮させる。すると、膀胱の排尿筋は収縮し、同時に膀胱出口の内尿道括約筋は弛緩する。こうして、意思とは無関係に強制的に排尿を開始させようとする。これを排尿反射という。

この状態で抑制をするのは、意志によって制御された外尿道括約筋のみである。しかし外尿道括約筋はやがて疲労し、抑制が効かなくなる。かくして、ついに尿は排泄(排出)され、おもらしとなるのである。

大便

制御

大便が直腸に入ると、その重みで直腸壁が伸展し、もって便意となる。

肛門には不随意筋である内肛門括約筋と、随意筋である外肛門括約筋があり、双方の緊張で排便は抑制される。

我慢

排便は、不随意筋・随意筋という、二種類の筋で制御されている。

肛門には不随意筋である内肛門括約筋と、随意筋である外肛門括約筋があり、双方の緊張で排便は抑制される。

内肛門括約筋は自律神経により支配される不随意筋であり、意志で制御することはできない。対し、神経の支配を受ける随意筋として肛門を外側から締め付ける外肛門括約筋がある。

抑制圧の大半は不随意筋である内肛門括約筋だが、意志で随意筋である外肛門括約筋を制御することで、排便は抑制することができる。

抑制の限度

内肛門括約筋が弛緩し排便の体制が整っても、意志で外肛門括約筋を制御すれば排便は抑えることができる。

しかし外肛門括約筋はやがて疲労し、抑制が効かなくなる。かくして、ついに便は排泄(排出)され、おもらしとなるのである。

ネットにて、幼稚園から高校生までで、授業中や団体行動中のおもらし経験の匿名調査が行なわれている。

経験の調査

平日の夜に実施され、1000回答中次の結果となった。無効票率(でたらめな回答率、誤差)は、このうち7%〜10%程度と見られる。

  • 経験は無い 56.7%
  • 小便のみ漏らした経験がある 25.3%
  • 大便のみ漏らした経験がある 8%
  • 大小便両方を漏らした経験がある 10%

経験者は予想以上に多く、ネットワーカーのうち4割程度は、幼少の頃にお漏らしを経験していることが明らかとなった。

年齢の調査

更に、小便のみ、大便のみの二例に対し、追加で経験した年齢について再調査されている。

複数回答で、回答率はそれぞれ9割程度である。それぞれの無効票率(でたらめな回答率、誤差)は、このうち7%〜10%程度と見られる。

小便

回答率は、上で経験ありと回答した者のうち約92%。

複数回答で、パーセンテージは回答者数に対するものである。

  • 幼稚園、保育園 60.9%
  • 小学生
    • 小学1年生 36.9%
    • 小学2年生 18.0%
    • 小学3年生 10.3%
    • 小学4年生 6%
    • 小学5年生 6.9%
    • 小学6年生 5.2%
  • 中学生
    • 中学1年生 2.6%
    • 中学2年生 2.6%
    • 中学3年生 1.7%
  • 高校生
    • 高校1年生 1.7%
    • 高校2年生 2.6%
    • 高校3年生 2.6%

概ね、園児〜小学2年生頃までに失敗してしまう人が多いようだ。

大便

回答率は、上で経験ありと回答した者のうち約93%。

複数回答で、パーセンテージは回答者数に対するものである。

  • 幼稚園、保育園 33.3%
  • 小学生
    • 小学1年生 20.0%
    • 小学2年生 24.0%
    • 小学3年生 21.3%
    • 小学4年生 10.7%
    • 小学5年生 8.0%
    • 小学6年生 5.3%
  • 中学生
    • 中学1年生 8.0%
    • 中学2年生 5.3%
    • 中学3年生 6.7%
  • 高校生
    • 高校1年生 1.3%
    • 高校2年生 4.0%
    • 高校3年生 2.7%

概ね、園児〜小学3年生頃までに失敗してしまう人が多いようだ。

但し歳を重ねても失敗が一定数あるところが小との違いである。