18(古い属名で0)族の希ガス族に属する無色の気体の非金属元素。
安定同位体は三つある。
| 同位体 | 天然存在比 | 半減期 | 崩壊の種類 | 崩壊後生成物 |
|---|---|---|---|---|
| 36Ar | 0.337% | 安定核種(中性子数18) | ||
| 37Ar | ‐ | 34.95日 | EC崩壊 | 37Cl |
| 38Ar | 0.063% | 安定核種(中性子数20) | ||
| 39Ar | ‐ | 269年 | β−崩壊 | 39K |
| 40Ar | 99.600% | 安定核種(中性子数22) | ||
| 41Ar | ‐ | 1.822時 | β−崩壊 | 41K |
| 42Ar | ‐ | 32.9年 | β−崩壊 | 42K |
| 43Ar | ‐ | 5.37分 | β−崩壊 | 43K |
| 44Ar | ‐ | 11.87分 | β−崩壊 | 44K |
アルゴンは希ガスで、オクテット則を満たしている。このため、長く化合物は形成しないと考えられてきた。
近年では水和物、また放電管内でAr+やAr2+、ArH+などの科学種が生成されることが明らかとなっている。
そして、7.5K(−265.6℃)という極低温下では、不安定ながらフッ化水素付加物の、フッ化水素化アルゴン(HArF)が生成されることが判明した。
1894(明治27)年にイギリスの科学者
化学名Argonは、他の気体と化合せず不活性であることから、ギリシャ語で「怠け者」を意味するαργός(argós)から付けられた。