通信用語の基礎知識 IPv4
戻る
参加者募集中

アルロイドG

辞書:科学用語の基礎知識 薬学・一般薬編 (BPHARI)
読み:あるろいどじー
外語:Alloid G 英語
品詞:商品名
2012/03/31 作成
2012/04/01 更新

科学用語の基礎知識・医薬品情報

自身の健康問題や、副作用への対応方法等に関しては、専門の医療機関にご相談下さい。

本項目は、情報の提供のみを目的としています。免責事項もご覧ください。

アルギン酸ナトリウムを主成分とする上部消化管粘膜保護剤。メーカーはカイゲン。

製品

薬価は随時変更される。記載の薬価は執筆時点。

  • 5%液: 薬品コード2329 116S 1035、識別コードなし。薬価19.50円/10ml/5%
  • 顆粒溶解用67%。薬価25円/g

概要

胃酸などの攻撃因子により、潰瘍や胸焼けが誘発されることがある。

服用すると、アルロイドGは上部消化管の粘膜に付着し、強力な保護膜を作る。

この保護膜が、攻撃因子から粘膜を守る。

効果・効能

  • 胃・十二指腸潰瘍
  • びらん性胃炎における止血
  • 自覚症状の改善
  • 逆流性食道炎における自覚症状の改善
  • 胃生検の出血時の止血

用法・用量

  • 逆流性食道炎における自覚症状の改善
    • アルギン酸ナトリウムとして、通常1回1g〜3g(20ml〜60ml)を1日3〜4回、空腹時に経口投与する。
    • 経口投与が不可能な場合には、ゾンデで経鼻的に投与する。
  • 胃生検の出血時の止血
    • アルギン酸ナトリウムとして、通常1回0.5g〜1.5g(10ml〜30ml)を経内視鏡的に投与するか、1回1.5g(30ml)を経口投与する。

いずれの場合も、年齢、症状により適宜増減する。

成分・添加物

添加物

規制区分

特になし。

剤形

強い粘稠性の液で、やや淡めの緑色をしている。

アルロイドG
アルロイドG

アルロイドG 中身
アルロイドG 中身

風味等

わずかに甘く、芳香を有する。

粘り気も加味すると、薬品的な甘みのある水飴のようなものと言える。

この強い粘り気のため、人によっては飲みづらいことがあるが、水などで薄めてはいけない。

名称の由来

洋名を「Alloid G Oral Solution 5%」といい、名前の由来は次の通り。

Gastric Sodium Alginate Colloidal Solution

相互作用

アルギン酸は、もともと海藻由来の成分であるため、ミネラル類を捕捉しやすい。

特にカルシウムマグネシウムを捕捉しやすいとされるが、捕捉したからといって、即、これらのミネラルが欠乏することはない。

捕捉したものは、便の形で体外へ排出される。

放射性ストロンチウムとの関係

放射性であってもなくとも、カルシウム・マグネシウムと同じアルカリ土類金属であるストロンチウムも、アルギン酸が捕捉することがある。IAEAは、放射性ストロンチウムを大量に摂ってしまった場合、アルギン酸の投与も考慮した方がよい、と勧告している。

これを記している2012(平成24)年3月31日の時点では、放射性ストロンチウムを大量に含む食品は市場に出回っておらず、内部被曝対策と称してアルギン酸を服用することは、無意味である。

  • 消化器
    • 下痢、便秘 (0.1〜5%未満)

ゾロ多数。

  • サンメール内用液5% (東亜薬品) 薬価1.09円/ml
  • アルクレイン内用液5% (鶴原) 薬価0.73円/ml
関連する用語
アルギン酸ナトリウム

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.01d (17-May-2017)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club