安定同位体は二つある。
| 同位体 | 天然存在比 | 半減期 | 崩壊の種類 | 崩壊後生成物 |
|---|---|---|---|---|
| 119Sb | ‐ | 1.59日 | EC崩壊 | 119Sn |
| 121Sb | 57.21% | 安定核種(中性子数70) | ||
| 122Sb | ‐ | 2.7238日 | β−崩壊 | 122Te |
| EC崩壊 | 122Sn | |||
| β+崩壊 | 122Sn | |||
| 123Sb | 42.79% | 安定核種(中性子数72) | ||
| 124Sb | ‐ | 60.20日 | β−崩壊 | 124Te |
| 125Sb | ‐ | 2.7582年 | β−崩壊 | 125Te |
| 126Sb | ‐ | 12.46日 | β−崩壊 | 126Te |
| 127Sb | ‐ | 3.85日 | β−崩壊 | 127Te |
古代より存在が知られており、発見者は明らかでない。クレオパトラが輝安鉱(Sb2S3)の粉末を化粧品、アイシャドーとして使っていた記録がある。
化学名Stibiumは、化粧品を意味するギリシャ語στίβι(stíbi)から付けられた。
英語名Antimonyは、同義のアラビア語のانتيمون([al-]ithmīd)のラテン語形に由来するとされている。
五弗化アンチモンは強力なルイス酸だが、フルオロスルホン酸(FSO3H)との1∶1混合物は「マジック酸」(magic acid)とも呼ばれる超酸で、この酸度関数H0=−19は知られるうちでは最強である。