1826(文政9)年にドイツの物理学者オームが発見した、導体を流れる電流に関する法則。ある導体に流れる電流の量は、その導体の両端にかかる電圧に比例し、その導体の抵抗値に反比例するというもの。
一般的には "(電流)=(電圧)÷(抵抗)" のような公式として知られている、電気・電子工学の分野では最も基本的な法則。
V(電圧)、R(抵抗)、I(電流)とし、学校の試験対策などとして使われる互いの算出方法の覚え方がある。まず横線の長いTを描く。上にV、下のそれぞれにRとIを描く。
この絵の知りたい部分を隠すと、その求め方が出てくる仕組みになっている。例えば電流(I)が知りたければIを隠すとV/Rとなる。電圧(V)が知りたければ、Vを隠せばR・Iだと分かる。
ちなみに電圧をEと書くこともあり、この場合 "ERI"、つまり「エリちゃんの法則」などとも呼ばれる。ちなみに電圧を "V" と表記するのは電子工学分野特有で、物理学や電気工学では "E" と表記する。これは、"E" がトランジスタのエミッタの記号(E)と競合してしまうためである。