カリウム

読み:カリウム
外語:K: Kalium 学名 , Potassium 英語 , Kalium ドイツ語 , Potassium フランス語 , Potasio スペイン語 , Калий ロシア語 , بوتاسيوم アラビア語 , 钾 大陸簡体 , 鉀 台灣正體 , kali/o エスペラント
品詞:名詞,@物質

1族のアルカリ金属に属する銀白色の金属元素。

基本情報

一般情報

原子情報

  • 原子量: 39.0983(1)
  • 電子配置:
    • 1s2、2s2、2p6、3s2、3p6、4s1
    • [Ar]4s1
  • 電子殻: 2、8、8、1
  • 原子価: 1
  • 酸化数: 0、+1

分子情報

同位体

安定同位体は二つある。

  • 39K
  • 41K
同位体天然存在比半減期崩壊の種類崩壊後生成物
39K93.2581%安定核種(中性子数20)
40K0.0117%12.7億年β崩壊40Ca
EC崩壊40Ar
β+崩壊40Ar
41K6.7302%安定核種(中性子数22)
42K12.36時β崩壊42Ca
43K22.3時β崩壊43Ca

空気中では瞬時に酸化する。

と激しく反応して水素ガスを発生するため発火、爆発の危険がある。水に触れてはならないため、保管は常に鉱油中にて行なう。

水や二酸化炭素など一般的な消化剤と激しく反応するため、万一出火した場合でも水や二酸化炭素を用いてはならない。カリウムが存在する場合には、消防にその旨を伝えるべきである。

栄養

必須元素

カリウムは必須ミネラルの一つで、日本では概ね成人で2000mgを摂るべきとされる。

代謝、浸透圧や血液pH、血圧の維持、神経刺激の伝達、電位差の維持、水分保持など、体内では様々に使われている。

過剰摂取は危険

いわゆる「にがり」(塩化カリウム)などで簡単に摂取できる。

だが、カリウムは多すぎると心臓の働きを止めてしまうため、適量の摂取が必要である。

血管に注射すると、高カリウム血症で心停止を招き死亡する。薬殺などで使われる。

安全性

適用法令

  • 毒物及び劇物取締法(別表第二)
  • 消防法(危険物の規制に関する政令)
    • 危険物 第三類(自然発火性物質) (金属カリウム)

危険性

  • 引火点: (該当資料なし)
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: (該当資料なし)
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)
  • 規制値
    • 暴露許容濃度(TLV): 設定されていない

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)

1807(文化4)年にイギリスのハンフリー・デービーによって発見された。

英語名Potassiumはデービーが命名した。由来は諸説あり、英語の海藻の灰potash、またはpot(鉄製のつぼ)+ashes(木の灰)からできたとされる。

ラテン語名Kaliumは1809(文化6)年にLudwig Wilhelm Gilbert(ギルバート)が命名した。これは、木炭から取れることから、アラビア語の灰(al-qali)から命名されたと言われている。

原子炉冷却剤などとして使われている。